1985年7月4日、
夕刻21:00ごろにイルクーツク駅に着いた。21時といってもまだまだ日が高い明るさだった。ナホトカ駅を7月1日に出発、翌7月2日にハバロフスク駅でシベリア鉄道のロシア号に乗り換え、車中2泊してイルクーツク駅に着いた。
初日は森林地帯の中を走っていたが、途中の夜半、ステップ地帯の駅に停車した。どこだったのか、列車からホームに降りて周囲を見渡したところ、鉄道駅周辺から草原が続いており、その起伏を駅構内の照明が照らしていた。大きな駅だったのでウラン・ウデかチタだったのだろうか。
イルクーツク駅手前でアンガラ川沿いに鉄道が走り、車窓から日没間際のアンガラ川が望めた、川というより細長い湖のように大河だった。このアンガラ川がバイカル湖へ注ぐ唯一の河川とのこと。
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