Saturday 3 December 2011

アスンシオンのプロポリス

帰国が近づいてきたので何か日本へ持ち帰るパラグアイ産品はないものかと物色しているのですが、これはというものが見つかっていない。

先日、何かのきっかけで「プロポリス」という言葉が目に入った。そういえば、蜂蜜を売っていたのであるかもしれないし、ブラジル産が有名だということを思い出したのです。

それで、アシスタントに聞いてみたところ、Mariscal Lopez Shoppingの1階にLa Casa de la Mielという栄養剤を扱っているショップにプロポリスが売っているというので行って来ました。

確かにプロポリスが売っていました。錠剤、スプレー、液体、混合品と種類がたくさんあって選択に迷いましたが、一番オーソドックスな30mg(51,000PYG、1000円相当)のプロポリスとプロポリス入り蜂蜜150g(15,000PYG、300円相当)を買いました。プロポリスは、パラグアイ産ではなくブラジル産でパラグアイでは製造していないとのこと。プロポリス入り蜂蜜は、ショップのブランドだったでパラグアイ産とのこと、でもプロポリスはブラジル産でしょうね。

余談ですが、お値段が気になったのでウエブを検索したところ、日本では4-5倍の値段でした。1990年代後半にルーマニアで買ったのは2-300円だった記憶です。 薬局で普通に売っていました。

プロポリス(propolis)は、植物が分泌した様々な物質をミツバチが採集した粘着性の物質で、営巣などに用いられ、蜂ヤニともいうようだ。語源はラテン語のpro(=前、防御)とギリシャ語のpolis(=都市)である。

「防衛都市」という直訳になる、その名に相応しい効能があるそうだ。当地では、火傷にはよく効くと聞いた。アロエでは治りそうにない火傷にプロポリスを直接塗ったら、綺麗に治ったという。

化粧品、日焼け止め、消毒抗炎剤、点眼剤、鎮静剤、ヘアスプレーの材料、バイオリンのつや出しなど、基本的に抗菌採用が挙げられる。

プロポリスと人間との付き合いは長く、古代エジプトのミイラを作る際の防腐剤として利用されていたし、古代ローマでは「天然の抗生物質」として用いられ、東ヨーロッパでは伝統的に薬用に用いられてきた。

先日、ルーマニアで10年前に買ったプロポリス、10瓶ほど冷蔵庫に保管してあったのですが、命令が下り、整理をさせられたのです。 プロポリスの効能はせいぜい3年なので、まあ、整理すべき時期を大幅に超えていたのですね。

その他、健康食品や抗癌作用として一時注目を集めていました。ミツバチは、プロポリスがもつ殺菌力によって細菌やウイルスから身を守っているといわれており、一定の殺菌性、抗酸化性、抗炎症性、抗腫瘍作用が報告されているのでそれにあやかりたかったのかもしれませんが、科学的には、その効果は言われているほどではないようです。しかし、火傷に効くということは事実のようです。
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