Saturday 17 December 2011

運よく期待通りの眺め‐アスンシオンからサンパウロへのTAM航空便

TAM航空アスンシオン発サンパウロ行き

TAM航空便サンパウロ行きは、途中、Ciudad del Esteに立ち寄る、これはアスンシオンからサンパウロへ行く時だけでサンパウロからアスンシオンへ向かう便は直行でアスンシオンへ行く。

そのCiudad del Esteに立ち寄ることから、3つの点については期待していた。
1)イグアス貯水池、イグアス移住地、アカラウ川を空から眺めること
2) グアラニ国際空港(Ciudad del Este)の外観を観察すること。グアラニ空港は円借款により整備されており、そのターミナルビルを見ること(観察するだけが最大限出来ること、寄港するものの降機しないので)
3)そしてハイライトが、イタイプ水力発電所を上空から眺めること、きっとこのルートを飛ぶであろうと考えた。

フライトは、1時間遅れでアスンシオンを離陸した。飛び立った直後、席が反対側でありアスンシオン市街地は見られなかったが、この3点は期待通り、運が良かったとしか言いようがない、実現した。というのは席が反対側だったら見られなかったからだ。

サンパウロからアスンシオンへ向かうTAM航空は窓側の席を予約しておいたが、乗り込んだら通路側だったのだ。搭乗券は、成田で発券されているので安心しきっていた。復路は、念を押したのだ。

イグアス貯水池
巨大な貯水池だ、1970年にアカラウ発電所IIを建設する際、イグアス川を堰き止めて流量を調整せいている。

イグアス移住地
イグアス貯水池の手前が日本人移住地となる。その周辺に広がっている果てしなく続く農地は大豆であろう、豊かな農地が続いていた。実際に10月下旬に現地を見ているので

7号線らしき幹線道路がグアラニ空港着陸直前に見えたが、イグアス農協付近は確認できなかった。

アカラウ川
イグアス貯水池からイグアス川はアルト・アカラウ川と合流し、アカラウ川となり、蛇行しながらアカラウ貯水池へ流れ、アカラウダムとなる。その直下にアカラウ水力発電所IとIIがある。そして、発電に使った水はパラナ川へ放流される。

グアラニ国際空港
降機しないが遠くからターミナルビルを眺める。アスンシオンから何人かはここで降りた。国際空港とは言え閑散としている事は否めない。エプロンには航空会社のマークのないB747貨物機が駐機していた。 1980年12月にL/A締結、1994年12月に運営を開始している。106.72億円が円借款で融資された。
http://www.jica.go.jp/activities/evaluation/oda_loan/after/2002/pdf/project_87_smry.pdf

イタイプ水力発電所
これはラッキーだった。エステの空港を離陸直後、進行方向左側に巨大なイタイプ貯水池が遠方に見えてきた。そして、直ぐに直下にイタイプダムが見えた、放水口、ダムと発電所ははっきりと見えた。わざわざ上空を飛んでくれたようなルートだった。TAMの計らいか。

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