Tuesday, 6 December 2011

Hotel Nikko de Paris 黒川紀章設計のホテル

日航ホテル、JALが飛ぶ主要都市には必ずホテルを所有していたほど一時は海外で勢いがあった、いやそのように見えただけかもしれない。1980年代、日航ホテルをはじめいったい日本の企業は何故ゆえにそんな無謀な買収を進めたのか不思議でしょうがない。無謀な経営の先は明白なのに。

その経営とは別に、記憶に残るホテルがある。パリのホテル・ニッコー・ド・パリ、黒川紀章の設計、セーヌ河畔の15区、再開発地区に建つ赤い外壁の1976年開業のホテルだ。2001年に売却され2002年からノボテル・パリ・ツール・エッフェルという名称に代わっている。

1988年、ザンビアからの帰途、パリに2泊した。 その時にこのホテルに泊まった。当時はシャルル・ド・ゴール空港からホテルまでのバスが出ていた。

窓から眺めるセーヌの流れとパリの街並み、そして、随所に和のモチーフが施されいた建築は、心地よかった。 一人での宿泊にはややもてあまし気味だったが、次来る時のホテル候補に入れておいた。しかしながら、同伴は叶わず、その間にホテルが売却されてしまった。

もう一度、黒川紀章のデザインを確認したかったのだが・・・。

Hotel Nikko de Paris
1976年4月 ホテル・ニッコー・ド・パリ開業(764室)
1976年7月 プリンスホテルと日航開発が業務提携
日本航空開発が子会社ホテルニッコードパリ社を7倍増資、プリンスホテルが一部出資

2001年3月 ㈱JALホテルズがホテルニッコードパリ社全株式をコロニーインベスターズIV社、アコー社に売却
2002年1月 ノボテル・パリ・ツール・エッフェルに改称

Hotel Novotel Paris Tour Eiffel


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