ウズベキスタンは、産業分野のリフォームを進展中、2026年までのロードマップが示されている。ミルゾヤエフ大統領が鉄道分野のリフォームに関する政令に署名、貨物輸送車輌不足が急務でありリース手続きの他、2023年11月までに閣僚会議に関連企画案が提出された。次いで旅客輸送車輌の更新が近い将来の優先課題として位置付けられた。
ウズベキスタン鉄道はその一環として韓国の現代ロテム社製の高速鉄道、最高速度が250kmの「KTX-イウム」、7両編成(x6)の42輌を調達する。ウズベキスタンには既にスペインのタルゴ社製Talgo250 AfrosyobがTashkent-Bukharaに導入(2009年Samarkand、2016年にBukhara)されており、仕様(250km/h)が同じなのでこの旅客車輌(広軌:ロシア規格)の更新。
旅客車輌更新に伴う融資は、韓国経済開発公社
The South Korean Economic Development Co-operation Fund (EDCF)が行い、融資額185mil Euro、融資期間35年、利率年0.1%を見込んでいる。
また、ウズベキスタン国鉄はŠkoda製電気機関車30輌の調達を計画、そのためにチェコの銀行団から350mil Euroの融資(15年、年率5.5%)を予定している。
財務的改善に関しては中国輸銀からのローンをウズベキスタン鉄道への補助金に充て近代化を図り、制度的な枠組みはLaw on Railway Transportを2024年1月までに改訂するとしている。ウズベキスタン鉄道の新組織への改革ではBig Four (Deloitte, KPMG, PwC, EY)からの外国人専門家による経営面の国際標準化、財務報告及び監査による経営管理面の改善が期待されている。
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