Saturday, 15 June 2024

目黒区民センター再開発問題

 以下、抜粋です。

こんなサイトを発見!区議の皆さんが言うところの「将来的な負の遺産」での課外授業皆様お疲れ様でした。贅沢は素敵です。

日本建築家協会の2回目の提言書の抜粋(やや専門的な内容)を読むと

やはり区立美術館の修繕費が1回40億円以上の工事なんてことはあり得ないとはっきりと指摘されています。

坪単価も320万円以上になるのはあり得ないそうです。

目黒区民の皆様・有志の皆様へ

目黒地域会の建築士のO先生が目黒区の大規模計画(区民センター跡地開発だけでも予算が384億円とされている)について詳しい解説を書いて下さいました。とても勉強になりましたし、今後の参考になる文章だったのでこちらにも掲載を致します。専門家の意見は大切です。どうぞご覧になって下さい。

以下:

建築家のOと申します。

そもそも、何故、目黒区は建物の高さ制限を見直し(つまり緩和)しようとしているのでしょうか?

区民や住民から高さ制限を緩和して欲しいと言う要望はあったのでしょうか?区は「良好な住環境の保全・形成を目的として」と謳っていますが、その根拠は?

高さ制限を緩和することで、区民や住民が “より幸せ” になるのであれば、その科学的根拠は?

高さ制限を緩和するとは、本音で言えば、開発業者の利益の為ですが、なぜ、ハッキリとそう言わないのですか?

より高い建物を建てられるように制限を緩和するのに「高さ制限の見直し」と言ったり、住環境が悪くなるのが明白なのに「住環境の保全・形成」と言ったり、ごまかそうとする姿勢が見え見えです。また区民や住民の利益の為ではなく、開発業者の利益の為に肩入れする姿勢が問題だと思います。

目黒区は、山手線内側の港区や渋谷区とは異なり、土地の路線価がそれ程でもなく、開発業者の算盤上、PFIの条件としては厳しいところにあります。高層マンションを建てて販売しても、都心のマンション程の高値は付けられないのです。PFIで多くの開発業者に手を挙げてもらうためには、開発業者に少しでも有利になるようお膳立てをすることは理解できますが、それが区民や住民の利益より優先されるとは、本末転倒です。区民最優先で考えてもらいたいです。私企業の開発業者への利益は、区民や住民には一切還元されません。

言い換えれば、目黒区は超都心でもなく、郊外でもなく、交通至便で、良い住環境を保っている絶妙なロケーションなのです。その良好な住環境を保全すべきです。

それと、もう時代的に、都心や臨海部、武蔵小杉に林立する「タワマン」の時代ではありません。

未だに時代遅れの「タワマン」に憧れる区の行政に呆れます。

首都直下地震も待ったなしで、高い確率で発生します。

もう半年も前の能登半島地震の “今の惨状”は、明日の我が身であることを忘れてはなりません。

将来、「目黒区にはタワマンが無くて良かった!」と言われる日が必ず来ます。

参考資料・目黒区のウェブサイト https://www.city.meguro.tokyo.jp/toshikeikaku/kusei/keikaku/takasasikitikettei.html#p1

「高さ制限のあり方の見直しに取り組むことにしました。」として

「これからの目黒区にふさわしい建物の高さに関する説明会」が下記の通り開催されます。

のちに「区民の声を聴いた」のアリバイに利用されるかもしれませんが、関心の高さや懸念の声を示すためにも意見を出すためにも、ふるってご参加いただければと思います。

Meguro-ku "has decided to undertake a review of how height restrictions should be enforced” so they're holding the “Explanatory Meeting on Building Heights Appropriate for Meguro City in the Future” scheduled as below:

Though it is concerning the administration may take this as “we have heard you" once again, it'll still be worthwhile to show our presence, concerns, and to prepare for submitting the "public comment". See below for dates and venues.


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めぐろ区報 令和6年5月15日号

 【お知らせ】これからの区にふさわしい建物の高さに関する説明会 より

区は、良好な住環境の保全・形成を目的として、平成20年11月に建物の高さ制限について定めました。

一方、近年の都市に対する需要の変化を受け、令和5年4月に改定した「目黒区都市計画マスタープラン」では、高さ制限のあり方の見直しに取り組むことにしました。そのため、良好な低層住宅地はそのまま維持する考えのもと、地域特性に応じた建物の高さ制限のあり方の見直しについて検討しています。

■説明会

建物の高さ制限における、区の現状と見直し対象の区域、見直しの必要性について、説明パネルなどの展示と併せて、職員が個別で質問に答えるオープンハウス型で説明会を開催します。

日時・会場:

(下記参照)

問合せ:都市計画課都市計画係

【電話】5722-9726【FAX】5722-9338

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みんなにやさしい街づくり > 建築物の絶対高さ制限・敷地面積の最低限度 > これからの目黒区にふさわしい建物の高さに関する説明会の開催・区民意見等募集 より

目黒区は、良好な住環境の保全・形成を目的として、平成20年11月に建物の高さ制限について定めました。

一方、近年の都市に対する需要の変化を受け、令和5年4月に改定した「目黒区都市計画マスタープラン」では、高さ制限のあり方の見直しに取り組むことにしました。そのため、良好な低層住宅地はそのまま維持する考えのもと、地域特性に応じた建物の高さ制限のあり方の見直しについて検討しています。

説明会

建物の高さ制限における、目黒区の現状と見直し対象の区域、見直しの必要性について、説明パネルの展示と説明動画による説明と併せて、職員が個別で質問に答えるオープンハウス型で説明会を開催します。

日時・会場:

日時

会場


6月19日(水曜日)18時から20時まで

中央町社会教育館レクリエーションホール(目黒区中央町二丁目4番18号 中央町さくらプラザ地下1階)


6月22日(土曜日)13時から15時まで

⽬⿊本町社会教育館3階レクリエーションホール(目黒区目黒本町二丁目1番20号)


6月26日(水曜日)18時から20時まで

東⼭社会教育館レクリエーションホール(目黒区東山三丁目24番2号 東⼭地区センター2階)


7月2日(火曜日)18時から20時まで

⽬⿊区⺠センター社会教育館6階レクリエーションホール(目黒区目黒二丁目4番36号)


7月12日(金曜日)18時から20時まで

緑が丘文化会館本館2階第3研修室(目黒区緑が丘二丁目14番23号)


7月20日(土曜日)13時から15時まで

総合庁舎本館1階レストラン(目黒区上目黒二丁目19番15号


説明動画公開による意見募集

内容

説明会で使用する説明動画を「目黒区公式YouTubeチャンネルめぐろTV」で6月19日(水曜日)から公開し、意見を募集する予定です。

意見募集期間

令和6年6月19日(水曜日)から7月26日(金曜日)まで

意見の提出方法

都市計画課への提出、郵送、ファクス、電子メール、オンラインフォーム


追記・6月に第4回陳情を審査する委員の皆様

施設更新・DX等調査特別委員会


委員長 鈴木 まさし(自民)

副委員長 山村 まい(未来)

委員 上田 みのり(未来)

委員 橋本 しょうへい(立憲)

委員 岸 大介(自民)

委員 白川 愛(無)

委員 西村 ちほ(自民)

委員 はま よう子(公明)

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