Thursday, 6 June 2024

下目黒に引越直後の印象

 自転車で中目黒へ行き、屋上テラスのあるレストランでイスタンブールのペラ地区を思い出しながらランチをし、その後、青葉台の目切り坂を上ってヒルサイドテラスアネックスA、旧朝倉家住宅入り口から駒沢通りを経て恵比寿駅東口の印刷屋で名刺を依頼、それから、ガーデンプレイスの横から目黒駅方面へ行く。この辺り、住所が渋谷区恵比寿から品川区上大崎二丁目となる。

山手線と首都高目黒線に挟まれた地区は白金長者丸と呼ばれる昭和初期に開発された住宅地でかなり大きな区画が現在も維持され高級住宅街としても知られている。その手前に勾配13%の標識を見つけた。坂の多い地区なので坂には慣れているが「13%」は数値に驚いた、かなりの急坂を想像させる。

坂を下りてそのまま長者丸の住宅地を目黒駅方面へ上って行くと途中、山手線方面を見るとその正面に赤い球状の建物が見えた、その横に目黒清掃工場の煙突、それぞれ距離感が異なるので別な施設だろう。何だろうかと地図を確認したところ、山手線を跨いだところにある日の丸自動車学校だった、日の丸なので赤い球状の建物なのかとなんとなく納得した。

更に行くと昔の名残だろう「長者丸駐在所」という交番の前を通過した。この辺り、大きな区画に大きな家が建っている、その中の一軒の前に外交官ナンバーの車が3−4台駐車していた、外国公館だろう、地図には記載されていない。ドライバーが少し離れた道路際でタバコを燻らせていた、一見したところ日本人ではない。

その先、正面には敷地が広く前庭のある石造りの倉庫のような、よくいえばイタリアの石造りのような超高級マンションがあり、その向こう側に目黒駅前となる都市機構のシティコート目黒という大規模な住宅がある。ここは、元海軍大学敷地、その後、国立予防衛生研究所となり、都市機構が2000年初頭に住宅を建設した。そこまでは行かず、大正15年にレールで造られた白金桟道橋という人道橋で山手線を跨ぎ、目黒駅前に出た。ここも品川区上大崎、目黒駅の所在地も品川区なのです。目黒区は権之助坂からとなる、目黒駅界隈は渋谷区、港区、品川区、目黒区と区境が入り組んでいる。

坂が多いので自転車だと走り難いがそれでもその行動範囲は広がる。ママチャリでなく、本格的に自転車を考えよう。

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