エレバン・ズファルトノッツ空港新ターミナル－アララト山を借景にしたエレバンの空港

Zvartnots Airport
エレバン郊外に位置する国際空港、アルメニアの空の玄関だ。
2011年10月に建設中だった新ターミナルが全面的に供用を開始した。今回、全面オープン後、初めて利用したが素晴らしい出来だ。2010年初頭に初めてエレバンへ出張した時には既にソフトオープンし、出発ゲイトだけは使われていた。

この空港、民活空港で、アルメニア系アルゼンチン人が出資している。彼はアルゼンチンで同様なビジネスを展開し成功しており、そのノウハウが活かされていると思われる。

90年代には日本政府の円借款事業で支援する案もあったが、民間資金の活用によるターミナル整備とだった。旧ターミナルはスタートレックに出てくるようなデザインである。（写真3枚目）

一枚目の写真の屋根の上に顔を出しているのがアララト山だ。 ターミナルの正面はアララト山を向いている。ターミナル内からの眺めはアララト山を借景にしている、まるで京都の比叡山を借景にしている庭園のように、世界一素晴らしい景観を持つ空港なのだ。