Saturday, 24 March 2012

ウズベキスタンの「カルシ-テルメズ鉄道電化事業」へ円借款供与

ウズベキスタン共和国向け円借款契約の調印
-鉄道輸送力増強を通じてウズベキスタンおよび アフガニスタン等周辺国の開発を支援-
http://www.jica.go.jp/press/2011/20120228_01.html

2月28日、「カルシ-テルメズ鉄道電化事業」を対象として、180億6,700万円を限度とする円借款貸付契約がタシケントで締結された。

この事業は、実施中(概ね完工)の「タシグザール・クムクルガン鉄道新線建設事業」を含む鉄道電化でマラカンド(サマルカンド)からアフガニスタン国境のテルメズまでの鉄道を電化することにより輸送力増強を目指す。テルメズは、アフガニスタンの重要な北部輸送ゲートとして位置づけられている。

マラカンド(サマルカンド)-カルシ間の電化事業はADBが融資している。
http://www.carecprogram.org/index.php?page=uzbekistan-receives-adb-loan-for-railway-electrification

また、アフガニスタン内のハイラトン‐マザリ・エ・シャリフ間の75km鉄道はADBが無償資金援助で新線を建設(2011年12月11日オープン)、コントラクターはウズベキスタン鉄道(UTY)である。ハイラトンは、アフガニスタン内に位置するがウズベキスタン鉄道の終着駅である。これでウズベキスタン鉄道がマザリ・エ・シャリフまで接続された。

Hairatan-Mazar-e-Sharif railway opens, highlights country-to-country cooperation
http://www.carecprogram.org/index.php?page=afghan-railway-opens-promotes-cooperation





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