Friday 23 March 2012

イー・モバイルEMチャージ(プリペイド方式)の契約手続きと試験接続

1.イー・モバイルのプリペイド方式であるEMチャージを契約手続き

EMチャージのSIMだけ購入(契約)すればよいのかとカスタマーサービスへ電話する。申し込みは電話のみの受付というのがネット情報だった。ウェブを見てもSIMカードだけは見当たらない。

そしたらルータの製造番号がないと契約出来ないという回答、えーこんなことは初めてだなと思いながら、事を先に進めた。

2.PocketWiFi GP02をヤフオクで入手

本体があればという説明なので、ルータ本体をヤフオクで入手、新品未使用品だ。再度、イーモバイルへ電話し、ルータの製造番号を告げる。

アッと驚き、その製造番号を照会した結果、「既に登録がある、よって契約出来ない」と言い出した。

そんなことってありなの?

ドコモのルータはそんなことはないはずなのにと思いながらも、契約者の情報を引き出そうとすると個人情報だから、と一点張り。

法人なの?それとも個人なの?

個人情報ですので・・・。

製造年月日が2カ月ほど前だから、組織的なブロックがかかっているとしか思えない。だいたいこんなルータにバカ高い料金を設定していること自体がおかしい。

ヤフオクで販売しているのは一体どういう横流し品なのだ?

そうは言いつつも、日本でポケットWiFiを使うために通信会社の一方的な言い分にも甘んじなければならない のが現実だ。

3.背に腹はかえられない、正攻法で申し込んだ(EMチャージSIM+アウトレット品)

イー・モバイルの売り文句「プリペイド式モバイルデータ通信アウトレット品」、「無料チャージ最大10,000円分」はPocket WiFiルータのアウトレット品と抱き合わせ販売をしている。

単にEMチャージSIMを発売するための方便だ、これで1万円、は暴利をむさぼり過ぎの感が否めない!

しかし、他に方法がない。イー・モバイルを外すと他にb-mobileくらいしか情報が無い・・・。

決断をせねばならなかった。

EMチャージのページからアウトレット品を申し込むことにした。

4.「無料通信料最大10,000円分」は素直じゃない

申し込んでからリアクションがなかったが、2-3日したら申し込み確認云々のメールが届いた、そして、契約確認やら発送したとかのメールが届いて、一週間ほどで現物が届いた。

申し込んだときにクレジットカード情報を入力したので、てっきり支払い済みかと思っていたら、代引きだという、あー面倒だな。なんでクレジットカード情報を入力したのか意味がわからない。

セットアップは簡単に終了した。これまで何度も辛酸をなめているので。

1万円を払ったけどなんだか腑に落ちない。

アウトレット品なのだから新古品だ、それにプリペイド用のSIMと抱き合わせで販売、実質的にはこの10,000円の内容は、何か?

通信量は従量制の場合、「1MB当たり63円」、これはかなり高いなーという印象、日本にやってきた外国人もビックリだろう。
 
通信量10,000円=158MBとなる。この158MBとはどの程度使えるのか?

プリペイド方式で固定料金の場合だと30日間で5,460円(42Mbps)、なので1万円だと1.83ヶ月分に相当する。

ところが、この 「無料通信料最大10,000円分」は158MB分のみ、1日で軽く使いきってしまう1万円なのだ。

よって、この1万円のお値段は、「旧型新古品Pocket WiFi GP01+EMチャージSIMのお試し品」の域を出ない。

最初から、 Pocket WiFi GP01+EMチャージSIM=10,000円と素直に売ればよいのに無料通信料最大10,000円分とかいうから可笑しくなる。

6.旧型のPocket WiFi GP01が1万円というのも割高感がある。

プリペイド方式での固定料金プランはこの1万円を使いきった後からの選択肢となるが、「1MB当たり63円」を使い続ける契約者は多分いないと推察される、よって「旧型新古品Pocket WiFi GP01+EMチャージSIMのお試し品」だったのかと思わざるを得ない。

この料金設定で1万円というのは、腑に落ちない。しかし、他に選択肢がないので、想定通りのプリペイド方式である固定料金制プランを選択することになる。良く考えられていると言えばそうなのだ。

7.最後に

ちょっと辛口になってしまったが、イー・モバイルはドコモ他のキャリアと比較すればかなりユーザーサイドに寄った通信会社なのであることを申し添えておく。

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