Thursday 30 June 2022

フリッツハンセンFritz Hansenのチェア

フリッツハンセンの家具をどこで最初に目にしたのか、家具の雑誌だったのか、1980年代だと思うが、IKEAはなくアクタスという家具屋が扱っていた。渋谷公園通りを登り切った右側、渋谷公会堂の前のビルの地下だったと思う、にあった。新宿は伊勢丹の駐車場近くだった。

さて、このフリッツハンセン、どんな家具なのか?

アクタスのフリッツハンセンFRITZ HANSEN
https://online.actus-interior.com/brand/fritzhansen/

上記より、
「1872年にデンマークで創業したフリッツ・ハンセンは、家具、照明、アクセサリー小物のデザインと製造においてグローバルリーダーとしてのポジションを担っています。
美しさと品質、そして職人技の追求への情熱に駆り立てられ、私たちは世界中のアーティストやデザイナー、建築家らとコラボレーションし、モダンな北欧のライフスタイルを表現し続けています。私たちはこれまでに、アルネ・ヤコブセン、セシリエ・マンツ、ハンス・J・ウェグナー、ピエロ・リッソーニ、ポール・ケアホルムを含む著名なデザイナーとコラボレーションし、コレクションアイテムを誕生させてきました。」
とのこと。

北欧の小国、デンマーク、人口580万人の小国ながら、著名な産品が目に付く、ロイヤルコペンハーゲンもそうだ。北欧家具を代表しているのだろうが、フリッツハンセンが北欧家具の代表なのか、北欧家具がフリッツハンセンを代表しているのか定かではないが、北欧家具のシンプルな機能的なデザイン、ビーチを(ナラ材)を化粧に使った家具が心地よく私の目に映った。

お手軽なのがフリッツハンセンのチェアである。著名なのはセブンチェアがあるが、最近、視野に入った(遅すぎるが)Vico DUOも惹かれる。この椅子、重ねられることもあり会議室用にも使われていたのであろう、その中古が時々出回っているが程度が良いのは稀である。

フリッツハンセンのVico DUO
https://www.fritzhansen.com/en/Categories/By-Series/Vico-Duo/vico-duo-vm111-not-upholstered-4-legs-w-arms

Vico DUOはイタリア人のデザイナー、ヴィコ・マジストレッティの生誕100周年を記念して、フリッツ・ハンセンが復刻したヴィコデュオチェア。ヴィコデュオは、1997年にマジストレッティがフリッツ・ハンセンのデザインルームで自身のスケッチに囲まれた状態でデザインし誕生した成形合板のスタッキングチェアとのこと。

座面は形成合板であり、セブンチェアと同様にカーブが美しく座りやすい、アームがついているのだが、線が細そうだがしっかりしたスチールパイプでできているし、その曲線も美しい。

1998年にフリッツハンセンのセブンチェアとテーブル、ビーチを購入した。ロングセラーで今も販売されいている。当時、販売していたのは一時IKEA日本にも関わっていたアクタスという家具屋だった。このアクタス、資本に変化はあるが、今はコクヨの傘下、存続している。当時、渋谷公園通りの渋谷公会堂の前と新宿伊勢丹の駐車場の近くにあった。新宿店のがショールームが広かったので何度か通った。

一緒にデンマーク製のソファ用のテーブル、スウェーデン製のソファも買った。 最近、アクタスがららぽーと豊洲の中にあるのを知って見に行ったことがあるが、この手の家具は取り寄せで展示は限定的だった。しかしだ、お値段が倍近くなっていたのには驚いた、どこがデフレなんだ、まあ輸入品だからなのか。

Vico Duo


Vico Duo

 

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