今更ながら、2002年発売のDENON DCD-1650SRを入手した、オーディオ素人なのに。中古価格が下がっていないのは、デノンのCD専用プレーヤーとしては最後のモデル、この後からSAとCDとなり2種類のレーザーダイオード、複雑なプリズム周り、DA変換も2種類への対応など、複雑化するのでこのモデルまでがシンプルで良いとの評判だからだろう。
ヤフオクで探したが、入札タイミング合わず、概ね3万円程度の落札価格、商品説明が見合うのは稀、入札が集中する。それほど評価が高いのか?ひとつ前のモデルDCD-1650AZより1万円以上高い、それ以上はぽつぽつと出品があるが、そこまで出せない。
重量感のある本体、届いてすぐに視聴したら音飛びする、なぜなのかと各種CDを試す。どうもピックアップがかなりセンシティブなようだ。何枚か視聴しているうちにCDの状態によるのではと思うようになった。なぜなら新品の音楽CDだと飛ばない、CDRに焼いたのも概ね問題ない、元が問題なければ。
このセンシティブさはどこから来るのか?素人には判断が難しい。交換済みのピックアップはSF-P101N 16P互換、同梱されてきた、オリジナルはSANYOの文字、このプレーヤーは開けていないので互換ピックアップがどうなのかはわからない。ピックアップ交換は単体のみ、ASSYではなく、ベルトも未交換、シリコングリースも使っていないであろう。
繋いだアンプはONKYO A-922M LTD、これも同じくらいの年代だろう、もう少し古いか、1998年頃に購入したもの。視聴しながらよく観察していると、音飛びするときにインプットセレクタが誤動作をしていた。つまり、音飛びの原因がCD本体、CDプレーヤーでは無いことが濃厚になってきた。その後もよく観察しているとセレクターが右へ、左へ勝手に移動する。という訳でDENON DCD-1650SRには問題なさそうだ。
この現象をネットで検索したところ、A-922M LTDの定番問題だとのこと。2010年の記事なので比較的早くこの症状が発生していたのだろう、作りが軟弱だったのか。
http://kenpapa.private.coocan.jp/indoor/a922mltd.html
https://www.denon.jp/ja-jp/museum/products/dcd1650sr.html
実はDCD-755IIをヤフオクで入手したばかりだが、判断を誤り、結果として音飛びするものだったので、仕切り直し、ピックアップ交換済み、テスト済みのをと思い、最初からそのつもりだったが、DCD -755IIが視野に入り、、、。これはピックアップを交換して予備機にするか、時間が取れないので少し先になるが、ついでに音飛びCDプレーヤー在庫のONKYO C-722M LTDとC-722Mがあり、これもなんとか動作するレベルにしないといけないが。
購入したDCD -1650SRはピックアップ交換済みだが、互換のピックアップなので純正を用意しておこう、ベルトとシリコングリースも必要だろう。
DCD -1650SR
https://audio-heritage.jp/DENON/player/dcd-1650sr.html
PMA-S10III
https://audio-heritage.jp/DENON/amp/pma-s10iii.html
視聴といってもプリメインアンプがONKYO INTEC275シリーズなので、でもA-922 LTDとD-202AXはいい音出していると、素人的には思う。
参考サイト:
DCD-1650SRのピックアップの交換
https://www.sara-mac.com/audio/dcd-1650sr-pickup.html
パーツ:
pickup: SANYO SF-P101N ASSY 16P(モータ付き)
https://cdpartsman.com/SF-P101N.htm
belt:Φ45×1.6 直径45mm×1.6mm角×1.6mm角 角ゴムベルト
https://cdpartsman.com/belt16.htm
それとシリコングリースが必要だろうな。