宿泊しているホテルの名はAvari Towersといい、Avari Groupが経営している。ドライバーに、Avariの意味を聞いたら経営者の名前で仏教徒だという、それをまともには信じる気にならないので調べたところ、イラン系ゾロアスター教徒、イラン系は歴史的にこの地域でビジネスを成功させている、インドのTATAもそうだろう。
欧米系のホテルは宿泊するなという指示が出ているが、イラン系は宿泊して良いことになる。他にパキスタン系でパール・コンチネンタルと言うホテルがあるがこちらは宿泊するなとのこと、Hashooグループが経営しているがマリオットも経営しているからなのだろうと推察、実際に2008年9月、イスラマバードのMarriottoが自爆テロの標的にされ50人以上の死者がでている。しかしやや神経質過ぎるのではと思うし、もっと他にやらなければならないことがあるだろうに。
Marriott Karachiの並びに旧米国領事館が、前に在カラチ日本国総領事館があるが、米国は既に港側に要塞化した新たな建物へ移転している。
毎日安全確認のために19-21時の間にイスラマバードのオペレーションルームに連絡を入れるように指示が出ているが、どうも忘れがちになる、忘れていると電話がかかってくるのだから、最初から電話を受ける体制にしておいてくれれば余計な気を使わなくてよいのだが。それも明日でお仕舞いとなる、電話を返した後はどうやって連絡するのだろうか、その時点ではパキスタンに滞在しているのに。
カラチでは外出には拳銃を携帯したガードマンが付き、ランドクルーザーのような車高の高い4WD車輌での移動となるが、ホテルに戻るときにはガードマンは早く帰りたいので途中で降りるし、4WD車輌はトヨタのプラドで車齢15年以上の中古車、最初の車はACの効きが悪いなあと思っていたら数日で調子が悪くなったとか交代し、こちらのが新しいということで登場したが以前のが1996年製、新しいと称するほうが1997年製、同じくTOYORA PRADOであるがいざという時には?だ。また、ガードマンは毎日人が替わるのでどれほどの効果が期待できるのかよくわからないが居るだけで効果があるのだろう、雇用促進には貢献している。車輌は替わったがかろうじてドライバーは同じ人が続いているのでそのまま最後まで続けてほしい。
先ほどアトリウムモールについて書こうと思ったがロケーションにリストされなかった、今回はトップにリストされた。
このモール、ショップが犇めき合うサダル地区にある、近代的なショッピングモールでフードコートもあり、チャイナグリルは食べられる。この付近にはパキスタンスタイルのショッピングモールがあり、ゼイナブ・バザール等、皮革製品や衣類などを販売する店が高密度に詰まっている。東洋系は目立つので直ぐに呼び込みがやってくる。
モールのある交差点角反対側にKashimir Art Emporiumという絨毯、ショールなどカシミール産品を売る店がある。看板が目立つので中へ入ってみたら、日本人ならば見せたいものがあるといい店の奥まで連れていかれ、指を差したのが1992年に秋篠宮夫妻がこの店をを訪れたときのものだった。シャトゥーシュのショールを御買い上げとのこと。販売しているものは、イスラマバードのショップと内容は大きくは変わらないが店構えがしっかりしているので対応は丁寧だった。カシミヤやパシュミナ、シャトーシュは基本的にインドのスリナガール産のようだが、パキスタン側カシミール産のも若干だが製品として販売されている。スリナガール、いつかは行ってみたい。
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