2011年5月9日、ソフィアに滞在していた。ホテルの窓から国会とアレクサンドル・ネフスキー大聖堂が眺望出来る部屋だった。このホテルRadisson Blu Sofia、元々はブルガリアホテルBulharia Hotelだった。1996年にソフィアに長期で滞在していたが、どん底だったその時と比較して今は街並みが綺麗になっている。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は1877年の露土戦争で戦死したロシア兵を讃えて1882年に建設が開始され礎石が置かれた、実際には1904年から1912年に建設された。
今、ブルガリアのソフィアに滞在している。
1997/97年にここで仕事をしていた時と比較するとかなり状況が良くなっている。2007年にEU加盟しているので当然だろう。
ソフィア空港ターミナル2がオープン、円借款が一部供与されているソフィア地下鉄も開業(一路線だけ)、新築・改装したビルが目立つ、ホテルが増え、米国系ファストフードが増えた、マクドナルド、当時は1店だけあった、カフェやレストランも増えた、かなり西ヨーロッパナイズされた印象。ヴィトーシャ通りは歩行者専用になっていた。そして、物価は安く安定している。
EUに加盟したことで日本国籍所有者はビザが要らなくなった。以前は空港でも取れたがUSD96支払う必要があったのだ。それから、通貨が新レフとなっている、ハイパーインフレの結果、カレンシーボードが導入されドイツマルクに固定され、デノミが実施された、これが1998年であろうか。
変わらないこともある、旧市街の古い建物はそのまま(朽ちたまま)、老人の物貰いの多さ。トラムやバスは当時の車輌を維持管理してなんとか使っているようだ。
今回の滞在は数日なのでソフィア以外へは足を延ばしていない、ブルガリアの魅力は地方だろう。また訪れたいと国だ。
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