Sunday 16 October 2022

映画スパイ・ゾルゲをやっと観た

観よう観ようと思いつつやり過ごしていた映画「スパイ・ゾルゲ」、グッバイ・バタフライ(森英恵著)を読んで思い出した。篠田正浩監督の引退作品、182分の大作、時間を気にせず観始めたがこれは認識していなかった。

しかし、実に濃い内容と作り込み、東京や上海の風景、衣装などなど、中断せず終りまで一気に観た。篠田作品、素晴らしい、ゾルゲが主題だが尾崎秀実のこともよく描いている、親ソ的な表現は少なかったが。

現実はFBIが提供した日系共産主義者リストの内偵からゾルゲ・尾崎に繋がる。尾崎は中国専門家として請われて近衛内閣嘱託で朝食会に出席する立場だった。

篠田監督の定番、近衛の妻として岩下志麻を登場させている、迫力がありすぎる。最後にイマジンが流れる。




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