5年くらい前からだろうか、アディスアベバ勤務頃から鼻詰まりが酷くなったので耳鼻咽喉科で診てもらっていたが、鼻の中を見てアレルギー性鼻炎では、というだけで抗原検査もせず、抗アレルギー剤の処方だけだった。標高2300mなので高地勤務が影響しているのかとも考えたがそうではないようだった。
総合病院の耳鼻咽喉科だったので、そのうち、医療制度が変わって6か月間が空くと紹介状がないと診察してくれなくなり、街の耳鼻科へ行くと同じような診断で、機器から延びている呼吸器で吸ってくれとかいう治療、結局、抗アレルギー薬の処方で終わり。しかも、通ってくれと。こちらは海外勤務中の一時帰国、目的は母の見舞いなのに。
その後、ヨルダンのアンマン勤務になり症状はどんどん悪くなるも具体的な診察ができず仕舞い、海外勤務が終了帰国した直後からコロナ禍になったが、以前の総合病院では紹介状がないと診察できず、皮膚科は比較的柔軟だが耳鼻咽喉科の受付はかたくなに紹介状を強調した。
健康診断を受診したら赤血球の項目が基準を超え、血液内科での診察をアドバイスされ、その時に高地や乾燥地勤務経験から耳鼻咽喉科へ紹介してもらった。
最初の医師はこれまでと同じようにアレルギー性鼻炎では、との診断で抗アレルギー薬処方だったが、8月下旬の外来では医師が代わっていた。同じように症状を説明したところ、先ずは抗原検査を、その次にCT検査をという段取りになった。その結果から、アレルギー性鼻炎ではない、CT撮影から下鼻甲介粘膜がやや腫れているとの診断、治療方法として下鼻甲介粘膜焼灼術があるとのこと。
https://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000223.html
下甲介焼灼術 (日帰り手術)
レーザー・高周波ラジオメスによって、下鼻甲介焼灼表面を焼灼します。鼻の軟骨が曲がっていて、レーザーが届かずに焼灼できない場合でも、高周波ラジオメスによって焼灼できる場合があるため、ラジオメスによる手術を行う場合もあります。(ただし、いずれの方法でも症状の軽減は一時的です(平均2年くらいしか持続しません)。術後一過性の鼻づまりが悪化したり、鼻水の量が増えたりします。
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