Sunday, 20 November 2022

大方潤一郎先生による神宮外苑再開発の問題点、都市計画の視点からの解説

 大方潤一郎先生による神宮外苑再開発の問題点、都市計画の視点からの解説、非常にわかりやすいですね。施設整備計画の妥当性、地区計画と公園まちづくり制度による特定緩和制度の運用上の問題、事業承認過程の不適正性、など。

事業者の強引な説明や詭弁、狸の騙し合いのような緑地面積などなどを含めて、その寄せて伸ばしての伊藤忠や三井不動産の敷地に容積率を移転する強引さが目立つ神宮外苑再開発案ですね。そもそも再開発事業は神宮外苑(歴史的国民的な空間)のような都市計画公園を対象にするものではない。隣接するTEPIA(経産省外郭団体)がこの事業に参加していないのは経産省の良心であろうか、その胡散臭さ嗅ぎ取ったのだろうか。

端緒は2004年頃に遡るが、元首相と当時の都知事によって電通を通して仕込まれた、2012年にラグビーW杯開催をきっかけに国立競技場建替えを決定(これも不条理)、その後の東京五輪開催の決定でさらに行政手続きが進んだようだ。東京都知事がこの問題を適正に処理できる立場にあることは間違いない。

神宮外苑再開発の何が問題か〜「都市計画」の視点から読み解く
https://youtu.be/6ik5j2RvKus
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