Wednesday 9 November 2022

プノンペンのアパート

チームにお願いしておいたアパートは家賃しか情報がなかった、どんなところかと着いてみないとわからないようなことはこれまでなく、

最初の仕切りがいい加減過ぎたが無いものねだりだろう、とそれ以上は追求せず、要請しないと情報が提供されないのもいかがなものかと思ったが、要請しても具体的な情報はないことが目に見えていた。

到着した時には部屋の鍵が開いていると空港に迎えに来たドライバーが持ってきた私のネームプレートにメモ書きがあった。それ以外は翌日以降、契約の話もなかった。

翌々時にアパートの賃貸借契約をした。家族経営のようだった。賃料とデポジットを現金で支払ったものの、その日に用意すると説明のあったタオルセットが届いていない。契約書の特記事項として、賃貸条件を記載する必要があるのだが、賃料とデポジットしか含まれていなかった。

順次、確認していくと以下のような条件であった。
1)タオルセットはリクエストベースで無料貸し出し、洗濯は自前で
2)ハウスクリーニングは週2回、曜日は後で月曜日若しくは火曜日と金曜日とした。
3)LPGはカラ、テナントがLPGを購入する、20ドル程度。その際、業者を紹介する
4)光熱費は、電気代USD0.25/kWh、水道USD0.4/m3、退去時精算
5)シーツの洗濯はUSD3、リクエストベース
6)電子レンジをリクエストしたが、あればアレンジ

契約したその日に部屋の掃除があったが、その後、祝日も重なってなかなか来てもらえず、リクエストをせざるを得なくなった。

その他、下水の臭いも気になった。

そもそもチームのベテラン住人を介しているわりには賃貸条件が不明確、明文化されていない。プロジェクトが始まって1年程度経過し何人もここを利用しているが、確認しても条件が文書にまとめてあるので大家から提示されるはず、という推測の域を出ていない返答だけだった。

デポジットの意味もあまり感じられぬ。家賃が安くて事務所に近いのはいいのだが、理解するレベルが違い過ぎる。それでアドバイスを若い大家、実質的に娘が采配、に述べたが、何か勘違いして、ならばUSD950に契約を変更したら全ての要求に応えるという。現時点で現行の家賃での最低条件を満たしていないので出来るはずがないのだが、そう言えば引き下がるとでも思っているのか、ビジネスセンスが異なる。

私の部屋は道路に面しているので夜は向かいのカフェのカラオケなのかシンガーなのか音楽がかなり大きな音で聞こえてくる。ここに長い住人によれば、以前はフレンチレストランで良かったのに、と嘆いていた。

大家が契約締結後、トゥクトゥクに乗る時は荷物を持たないように、特に夜間はと、注意を促した。通常はアプリで呼んで乗るらしいが流しのことだろう。

昨日、ゴメスベーカリーへ行く途中に街並みをよく観察したが、この辺りは自動車修理工場や洗車場が多い、そして、ベーカリーへの角を曲がったら美容院の街並みになった。





















 昨晩、夜中にかなり強い雨音で目が覚めた。ちょうど雨期が終わり乾期へとなる満月を挟んだ水祭りが11/7-9が行われる。風が爽やか、この季節過ごしやすく気温は24-30度の範囲、東京は10-20度だった。

今回の住まいチームが長い住んでいるアパート、事務所にも700m程度と近い場所、大通りから中へ入っている

アパートは気になることも多いが、基本的な機能は備わっている。が、そもそも賃貸条件が明文化されていないので齟齬が目立つ。床面積を聞いていないが間取りは1DKでもそれぞれが広い。DKだけでも2部屋分はあるし、ベッドルームもそうだ.ベッドはキングサイズだろう。

このベッド、固くて腰が痛くて目が覚める、タオルを敷いたがそれでも治らず薄い掛け布団を折ってその上に寝よう。

支払いは現金かABA Pay(電子マネー)、以前はクレジットカードが使えたようだ。排水管の悪臭が逆流などなど、どうにもならなそうなこともある、とりあえず蓋を用意すると言っていたが何もされていない。

数日後に途上国を認識する新たな出来事が再認識された。これは次回にでも。


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