トランジットでウィーンを利用したとき、ウィーン市内へ出る高速道路の手前に左へ行くとウィーン市内、右へ行くとブラスチラバ(スロバキアの首都)50kmという標識が目に留まる、本当は右にも行きたいのだけどと思いながら、まだチャンスは巡ってきません。
2009年1月1日、スロバキア(2004年EU加盟)が欧州単一通貨であるユーロを導入した。冷戦構造の崩壊によりチェコスロバキアから分離独立したスロバキアだが、同じく分離独立した工業国と目されていたチェコよりも早くである。
これでユーロ圏はEU加盟27か国のうち16か国となった。人口規模では欧州連合(EU)の人口5億人のうち、3億2800万人がユーロ利用者となる。実際にユーロ紙幣・硬貨の流通開始されたのは2002年1月からである。
旧東側諸国ではスロベニアが2007年1月1日に導入して以来2カ国目となる。その翌年の2008年、スロベニアに続きキプロスとマルタが導入 している。そして、2012年にはチェコ、2013年にはハンガリーが導入を予定している。ハンガリーは、昨年のリーマンショック以降の通貨危機により困 難であろうと予測されている。
ユーロを導入するには、物価、財政、為替、長期金利などの基準(収れん基準)を満たす必要がある。2008年5月当時、欧州中央銀行(ECB) は、スロバキアのユーロ導入が実現した場合、より長期にわたりインフレを抑制することができるかどうか「相当な懸念」がある、との見解を示しました。
2008年3月時点のスロバキア経済を評価した場合、インフレや財政状況、通貨の安定性、金利の各項目において、ユーロ導入の条件を満たしているとしながらも、ユーロを導入した場合にインフレの加速を回避できるかどうかが問題だと指摘しました。
ユーロ導入によって独自に金利や通貨価値の調整ができなくなるが、そういう環境下でインフレ加速を回避しようとするなら、財政赤字削減を急ぎ、賃金上昇を抑制することなどが必要だとしている。
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