Sunday 12 November 2023

プノンペンの現実

2022/11/11、昨年の初めてプノンペンを滞在した時のメモ。



20年以上ぶりに途上国感を味わった顛末記。いま、ここでASEANサミットが開催され+3出席のために我が国の首相も法務大臣の進退で遅れたが、早朝に着きこの街に滞在している。会場はトンレサップ川とメコン川の間にあるホテル、やや遠い、しかし、バイデン大統領が職場の前、直ぐ近くのホテルに滞在しているので交通規制厳しく、交通量は少ない。我が国の首相はこの後、バリ島でのG20首脳会議、その後、バンコクでのAPEC首脳会談に出席、関係各国の首脳も同様に移動するのであろう。

さて、首脳会談などとは縁遠く足元の生活基盤状況が深刻であり、なかなか事が進まなかったが、本日、やっとハウスキーパーに来ていただき最大の懸案が解決され、ホッとしている。というのは、冒頭のとおり、トイレットペーパーをトイレに流してはいけない国はそのような注意書きがあった国の記憶があるが、思い出せないほど遠い昔のこと。このプノンペンで、アパートとはいえ、そんなトイレットペーパーが備え付けてあるなど知る由も無かったしチーム内でも共有されていないほど常識的なことだったようだ。

数日前に流れず詰まったのでよく観察すると逆流している、紙が溶けずに、ここから何をしても流れずだった。ネットをググったら、トイレの横のゴミ箱はトイレットペーパー用でトイレには流さない、との説明、そして、一般的に手動ウォシュレットという横にホース付きの水栓がありこれを使う、とのこと。あゝ、やっぱりと思ったところで時既に遅し、詰まったまま。視認できる溶けていないトイレットペーパーを何とか取り出したが状況は変わらず。ハウスキーパーも10日間で1回(契約では週2回)しか来ていなかったので大家に連絡して、今日、来てもらったが自動的には来ない。昨晩、明日来るように依頼したが11:00になっても来ず、連絡すると今はランチで13:00だという。時間通りは来ず13:20過ぎにピンポーンと大家と来た。

ツールを確認したところブラシしかなく、これでは解決できないとまた大家へ連絡、他の部屋から持ってきた。これは柄の先にゴムのカップが付いている特殊なツールでトイレの排水口を押して流すしかない。使い方を確認して出来そうだったので部屋を出た。彼女が出てきたので確認、綺麗に処理されていた。身振り手振りで溢れて大変だったとのこと、チップを弾んでおいた。最重要事項が解決して胸を撫で下ろす気持ちでした。

写真は今日下見したアパート兼ホテルと喉を潤したヤシのジュース屋。料金はセールスへ連絡してくれとのことだったが、私の予算に合いそうもない。

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