2001年にNHKで放映された「エチオピア巡礼の大地」をプレミアムカフェで再放送することを何かの機会に知ったので録画しておいた、それを昨晩観た。
内容は聖地ラリベラでのクリスマス、3世紀末にキリスト教が伝わりアクスム王国の国教になり、エチオピア高原に広まった。ラリベラ王の時代、エチオピア高原の周囲はイスラム勢力が支配してエルサレム巡礼が敵わなかった。
1187年にはヒッティーンの戦いでエルサレムがムスリムに占領されたことから、ラリベラ王は首都ロハ(ラリベラ)を新エルサレムとして建設を試み、ラリベラには聖書にでてくる地名が付けられ、街を流れる川もヨルダン川と改称された。
巡礼のためガビを着て数百キロを徒歩(アディスアベバや地方都市からはバスも仕立てられている)でラリベラを目指す数千の敬虔なキリスト教徒が映し出されていた。聖マリア教会前でイブから降誕祭が行われピークに達するその様は荘厳そのものだった。
アディスアベバに赴任中に機会を逃しているので、コロナ禍もそうだが内戦も速やかに収まってくれないと行けない。
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