コロナワクチン接種のため近所のクリニックへ行ったところ、三色旗にカドゥケウスの杖、慶應医学部出身であろうクリニックではよく見かける。この意味を少し掘り下げてみた。
三色旗に螺旋状の絵柄、これはケーリュケイオン(カドゥケウス)の杖という。
ケーリュケイオン(カドゥケウス)とは「聖なる力を伝える者が携える呪力を持った杖」、ヘルメスの杖とされており、この杖が象徴するものは平和・医術・医学・医師・商業・発明・雄弁・旅・錬金術など。
「杖にからむ蛇」として表される螺旋は生命力や権威などを象徴しており、「ギリシアの医療神アスクレピオスのもつ杖や,ヘルメス神の持物のカドゥケウスにおける二重の蛇の螺旋は,いずれも超自然的な力を示す」とされる。
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ギリシア神話に登場する名医アスクレピオス(アスクレーピオス)の持っていた蛇(クスシヘビ)の巻きついた杖を指す。医療・医術の象徴として広く用いられているシンボルマークである。杖にからむ蛇として表される螺旋は生命力や権威などを象徴しており、ギリシアの医療神アスクレピオスのもつ杖や,ヘルメス神の持物のカドゥケウスにおける二重の蛇の螺旋は,いずれも超自然的な力を示す、という。
ギリシアの医神アスクレピオスは大地的治癒力を伝える蛇のからんだ杖を持っていた」と書かれている。最も有名なカドゥケウスはヘルメースの杖とされており、カドゥケウスが象徴するものは平和・医術・医学・医師[4]・商業・発明・雄弁・旅・錬金術などである。
アスクレピオスの杖」はカドゥケウス(ギリシア語:ケーリュケイオン)とデザインがよく似ているが両者は別のものである。前者はヘビが1匹であるのに対し、後者はヘビが2匹で杖の上に翼が付いている。
似たような杖がネボ山(ヨルダン)にある。これは青銅の蛇、『旧約聖書』の「民数記」21章4-9に登場する銅像である。英語では「ネフシュタン」と呼ばれることもある。
ネボ山 (ヨルダン)、神がイスラエルの民に与えられた約束の地をヘブライ人の預言者モーセに眺望させた場所とされる(申命記32章49節)。
ちなみに三色旗については慶應義塾のHPで以下のように説明されている。
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