白金6丁目の外苑西通りが首都高目黒線に差し掛かる手前、グランドメゾン白金の杜 ザ・タワーと首都高の間を右に入ると昭和の建物が並ぶ「ナザレ通り」という名の通りがある。
このナザレ通りはナザレ修道会(日本聖公会ナザレ修女会
ナザレ修道院)に由来する。1920年、英国エピファニー修女会の修女4人が芝白金三光町の聖ヒルダ女子神学部校舎にて修道生活を始めた、それが「エピファニー修女会日本支部」となり、1936年、その日本支部に入った2人の日本人女性の志願者は修道女として着衣式を受け、日本人の修道院「ナザレ修女会」が同敷地内に創立された。
https://www.koran.ed.jp/topics/1122
この土地が、芝区白金三光町360番地、現在の東京都港区白金6丁目16−6、山地元治将軍邸跡地だったと思われるが、聖公会により設立された香蘭女学校が1912年に麻布永坂からこの地に移転している。女学校は1941年には荏原区平塚7丁目、現在の旗の台へ移転している。
ナザレ修道会はそのまま存続し、敷地を売却、三鷹へ移転、その跡地が2008年にザ・レジデンス白金スイートという152戸のシニア向け分譲マンションとなっている。グーグルマップの「ナザレ修道会・幼稚園跡」がグランドメゾン白金の杜
ザ・タワーの中に位置しているのはどうしてなのか、こちらは森ビル所有地ではないかと思うが。
ザ・レジデンス白金スイート
https://www.ci-hos.com/shirokane/
港区、東京都区分図1:9000、日地出版1996年1月
Tuesday, 26 January 2021
白金6丁目のナザレ通りとナザレ修道会・幼稚園跡
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