ナレーションはロシア語ですが、グルジア・アジャリア地方のマンダリンオレンジの収穫です。
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グルジア🇬🇪の温州みかん(実際にはマンダリンオレンジ)、黒海沿岸のアジャラ地方のバツーミからトルコ国境のSarpiを視察した時に路肩でリールにあるように袋詰めしたミカンを売っていた。一見して日本の温州みかんとよく似ていて試食したら美味しくて一袋買った。いつの時代からこの地域で栽培されているのか、温暖な気候だからだろう、カキとともに日本よりかなり遠い欧州の手前で懐かしく思ったものだ。
温州みかん(学名:Citrus unshiu)はマンダリンオレンジから派生した栽培種で、その原産地はインドのアッサム地方で、これが交雑などで変化しながら世界各地に伝播したものと考えられている。中国経由で日本に伝わったものからウンシュウミカン、一方、中東を経て地中海沿岸に伝わったものから地中海マンダリンやクレメンティン(クレメンタイン、Clementine)、さらにモロッコからフロリダに伝わったものからダンシータンジェリンといった栽培種が発生している。マンダリンは中国清朝の官吏のことで、彼らが身につけていた服の色に由来する。Tangerineはタンジール(Tangier)人、つまりモロッコ人に由来する。
和名のウンシュウミカン(温州みかん)の原産地は日本の鹿児島県の長島、天草の南側の島、であるとされている。そして、名称の「温州」は、三国志演義などで蜜柑の産地とされる中国浙江省の温州市を引用したようだ。
温州みかん、英語では「satsuma mandarin」(サツママンダリン)と呼ばれ、欧米では「Satsuma」「Mikan」などとも一般的に使われている。
"satsuma" という名称は、1876年(明治9年)、温州みかん種が鹿児島県薩摩地方から米国フロリダ州に導入されたことによる。なお、その後、愛知県尾張地方の種苗産地(接木が盛んな稲沢地方だと思われる)から米国に本種が渡り、"Owari satsuma" という名称で呼ばれるようにもなった。
温州みかんは、タンジェリン(Tangerine)・マンダリンオレンジ(Mandarin orange)(植物学上は同一分類のCitrus reticulata種に属する。)と近縁であり、そこから派生した栽培種である。正確にはグルジア・アジャラの温州みかんは、マンダリンオレンジであり、温州みかんと同様に薄い皮であり手で容易に剥ける。遠くカフカスの地で日本を想起させられた。
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