Sunday 30 May 2021

万年筆インクの種類、顔料と染料インク

万年筆のインク、染料と顔料がある。

染料は紙に沁みこんで繊維を染めることで線を描く、顔料は水に溶けない微細な粒子で表面に定着させるインクとのこと。染料は滲みやすく、顔料は耐水性があるので裏抜けしない。

パイロットの色彩雫シリーズは染料、

https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/ink/iroshizuku/

モンブランは同じ色合いだと思うが名称がブルーブラックからミッドナイトブルーに変わっている。以前の丸い瓶がブルーブラックで、角ばった瓶はミッドナイトブルーとなっている。

http://cocoaplus.hatenablog.com/entry/montblanc-blueblack2013/

新しい角瓶モンブランのインクは滲まない、裏抜けしない、ということは顔料インクということか。しかし、パーマネントという顔料インクもあるようだ。ブラックとブルーしかみあたらないが。

丸い瓶のブルーブラック、染料ですが消えないとのこと、上記リンクより。

顔料インクを万年筆に使用することが技術的に困難であった当時、青の染料とタンニン酸第一鉄を配合し、筆記後空気中で酸化されタンニン酸第二鉄となるのがこのブルーブラックです。 (中略)
筆記してある一定期間は、その色は青(ブルー)ですが、この染料のブルーがいずれ退色した後に残った鉄のみが紙面に固着して、色としては黒色(ブラック)のみが残ります。
初めはブルーで、後年ブラックになるためこのインクを『ブルー・ブラック』インク」と呼んでいます。

 

同じミッドナイトブルーでも2種類のパッケージがある、下のと白い箱のがあり、下のが顔料で白い箱が染料だろうか。

以下のサイトに顔料インクの比較がある、プラチナのブラックが最もよいとのこと。

https://digital-camera.jp/?p=12863



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