コロナワクチン接種が今週に入って防衛省による大規模接種場所での接種予約受付を含めて、明らかに進展している印象を受けるが、まだまだ65歳以上が対象であり、オリンピック直前にしてはビハインドであろう、諸先進諸国と比較すると集団免疫獲得までの道のりは長い。また供給量が千万単位に到達しつつあることは進展していることと受け止められ今後も滞りなく、であってほしい。
他方で、ワクチン接種予約には家族が代理で予約したとの情報が多い、家族の手を煩わせないと高齢者の予約が取れていないのは実質的に制度としては如何なものかと、やや乱暴な言い方かもしれないがコロナ過は有事なのでトップダウンで前へ進める必要性を感じる、特にワクチン接種の予約は。この予約ってどういう意味なのかと。自治体が接種券を送付しているのでその時に日時を割り振ればよいのではないか。この状況を民主主義を実践していますとでも言いたのか。
電話で、オンラインで予約を取る、取れない、繋がらない等で一喜一憂しなければならないのは高齢者にとっては多大な負担であろう。この状況ではよりシンプルな手続きにすべきではと感じる。今回のコロナでの対応だけではなく、現状を見極めて適切かつ必要なサービスを適切なタイミングで提供する視点が希薄なのではと、お叱りを受けるかもしれないが、夙に感じている行政手続きの現状でもある、平時ではなく今は有事なのであることを認識して行政サービスを提供すべきではないだろうか。言うが易しではあるが。
補足:5月下旬から順調にワクチンが供給され、接種券が配布され、予約が受け付けられ、順次、接種が進められ、接種は加速しつつあり、高齢者から一般接種へと前倒しのスケジュールの様子、なぜ故マスコミは予約が取れない云々を強調して報道したのか今もって不明ではあるが。(2021年6月8日)
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