Sunday, 21 August 2022

なぜ明治神宮外苑を再開発?その構想の出発点とその展開

なぜ明治神宮外苑を再開発?その構想の出発点とその展開についてのメモです。信じられないがこれが現実、どうなってしまったのか日本、という印象なのです。

明治神宮外苑の再開発構想の出発点を大雑把に言うと、年代的には2003年頃、石原都知事と森元首相が東京オリンピックやラグビーワールドカップ誘致を梃子に高層ビル建設を含む再開発案を仕込んだのが根っこではないだろうか。
 
2009年に東京オリンピック誘致は失敗するものの、ラグビーワールドカップは誘致、この時に新国立競技場建て替えが進められ、東北大震災後に仕切り直しで、再度、東京オリンピック誘致を行い2013年9月にIOC理事会で東京開催が決まった。その過程で2010年から神宮外苑地区の地区計画が決定され、先ず国立競技場の建て替えへ、ラグビー場と神宮球場の建て替え+高層ビルへとと展開していった

時は2003年、平田神社内(渋谷区)に一般社団法人JEM・PFI共同機構が設立され、この法人が「東京都防災まちづくり計画事業」提案書を作成し、外苑を防災拠点に位置付け、高層マンション建設を盛り込んだのが再開発構想を提案した。
 
2004年、電通に外苑百周年、東京五輪、球場ドーム化の企画を委託し、GAIEN PROJECT「21世紀の杜」企画書を委託した。
 
2004年7月、明治神宮が神社本庁を離脱(総代石原慎太郎)、(動き勝手がいいようになのか) (これは2010年に戻っているので意味不明)

2006年、都庁に東京五輪誘致本部を設置 

2009年、東京開催、落選(リオデジャネイロ開催)

2010年、このあたりから行政が本格的に動き出し、神宮外苑地区の地区計画が決定された。神宮外苑地区地区計画、地区計画の面積:約64.3ha

2010年12月、「10年後の東京」への実行プログラム2011策定

1)神宮外苑地区の地区計画決定2013年6月17日(東京都告示896号)及び都市計画公園明治公園の変更
地区計画の位置:港区北青山一丁目、新宿区霞ヶ丘町、渋谷区千駄ヶ谷一丁目ほか。
A地区とB地区に分け、A地区をA-1、A-2、A-3、A-4地区とし、再開発促進区を利用
 
2)神宮外苑地区の地区計画変更、2016年10月3日(東京都告示1678号)及び都市公園明治公園の変更
旧外苑ハウス部分をA-5地区とし、そこに隣接するA-3地区、A-4地区の範囲を変更
 
3)神宮外苑地区の地区計画変更、2017年3月6日(東京都告示342号)及び都市公園明治公園の変更
旧神宮プールと水明亭の付近をA-6地区として指定。
 
 
5)神宮外苑地区の地区計画変更、2022年3月10日(東京都告示283号)及び都市公園明治公園の変更
 
外苑前交差点や地下鉄外苑前駅付近をC地区として追加。A地区とB地区の区分を変更。A地区にA-7、A-8、A-9、A-10地区、B地区をB1とB2として指定。

2011年、ラグビーW杯議連が国立競技場8万人改築案を提案

2012年、 新国立競技場建設(再開発等促進地区)へ動き出す、2020東京五輪、誘致開始

2013年、 風致地区なのに高さ制限を15mから80mへ変更。

2013年9月、IOCリオデジャネイロで東京開催が決定

これらは地区計画との関連であり、レビューが必要。

2015年、事業者である三井物産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事が外苑地区の再開発による高層化に関する覚書、

2016年、旧国立に隣接する都営霞ヶ丘アパート、立ち退き、解体。

2021年、2020東京オリンピック開催

2022年2月9日、東京都都市計画審議会、明治神宮外苑の再開発事業を承認、1000本の樹木伐採が表面化、等。

高層ビル建設を可能にしているのは容積移転、これを可能にするために地区計画及び都市計画公園の変更を東京都が行なっている。

余る「容積」を譲渡し建設費負担を圧縮 明治神宮の新球場建設 各地の神社でも「収入源」注目
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173347

行政側の都市計画変更に関わる経緯やPar‐kPFI制度適用等はさらに精査する必要があるが、以下のYouTubeチャンネルで根の部分を元都庁職員の澤さんが解説している。

神宮外苑1000本伐採 暴かれる森&石原の暗躍 澤 章さん【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

東京都都市整備局は経緯は正確にまとめている、が。
 
神宮外苑地区のまちづくり
 
Park‐PFI制度
 
都立明治公園及び都立代々木公園 整備・管理運営事業(Park-PFI事業)について
 
Park‐PFI推進支援ネットワーク
https://park-pfi.com/ 

Thursday, 18 August 2022

カレンダースパムだと思っていたが iOS15.6の不具合のようだ

 カレンダースパムだと思っていたが iOS15.6の不具合のようだ、数日前にiOS15.6へ更新し、その直後の8/17にカレンダースパムのような症状が発生し、カレンダーの下の方にある「欠席するイベントを表示」をオフにして対応、そうすると表示されなくなったが、欠席データだけは残る。


カレンダーのデフォルトメールアドレス宛に届いている、今日8/17に新たに別のが発生、欠席で消えるが直ぐに復活する。

昨日に続いて再度アップルサポートに問い合わせたら、iOS15.6.1リリース済みなのでOSをアップグレードするようにと、つまり15.6に不具合があったということ(更新時の不具合も否定できないが)。

経験上、OSの更新の最新には手を出してはいけないと認識していたのに、常にxx.x.1になったら更新する、そうすれば概ねこういうリスクは回避できる。

アップルサポート

自分の製品を見る>サインイン(Apple IDで)>マイデバイスのアイコンを選択> トピックを選択(ここではカレンダー)>サポートオプションを見る(続ける)をクリック>お問い合わせ、から電話を選択

しばらくするとApple IDに登録した電話番号へ電話がかかってくる。

Tuesday, 16 August 2022

明治神宮外苑の再開発事業、既に環境影響評価審議会段階

 明日8/16、環境影響評価審議会第5回が開催される。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/12/04.html

対象は何かというと、明治神宮外苑(48ha、面積がはっきりしない)、神宮球場と秩父宮ラグビー場等を再配置、建替え40階建て2棟+20階建て1棟の高層ビルを建設する内容、事業者は三井物産、明治神宮、日本スポーツ振興センター(文科省所管)、伊藤忠。既にEIAの段階ということはその前に事業決定がなされているということ、東京都で都市計画も変更されて。外苑の土地所有者は宗教法人明治神宮で48haのほとんどを所有。

なぜ再開発かと言えば、明治神宮外苑が国・自治体保有の公園などと違って宗教法人明治神宮により管理・運営されていることから、その財政的負担が重いことが背景にある(詳細不明)。例えば、新宿御苑は環境省が所管し維持管理している、面積は58.3ha。

外苑は太平洋戦争後にGHQが接収、旧国立(ナイル・キニックスタジアム、第二次対戦中に事故死したアメフトの選手)とされ、東京都は外苑の緑地を保全するために風致地区指定を行なっている。1951年に接収解除され宗教法人明治神宮が管理へ、1956年にアジア競技大会と国体会場となり旧国立を文部省へ、銀杏並木の道路を東京都へ移管。

約100年の歴史と百年樹木を誇る神宮外苑、そもそも明治神宮外苑という歴史的空間であり国民の聖域的空間(全国からの勤労奉仕と献木により造営された)をスポーツ施設の建替えを梃子に高層ビル3棟を建設するという市街再開発事業を承認した東京都の都民ファーストは何処へ?特定の民間企業への利益供与のようにしか映らないのはなぜだろうか、また、外苑は既成市街地ではないぞよ!そして伐採される樹木や銀杏並木の存続も危惧される。計画では銀杏並木の直ぐ横に球場が配置され14階建てホテルが併設とか。

ロンドンのハイドパークやリージェントパークに、パリのリュクサンブール公園かブーローニュの森に、ニューヨークのセントラルパークなどに高層ビルやホテル付スポーツ施設を建てるような印象しか受けなない。

日本の都市計画制度は英国等を参考に制度化されたが、テクニカルな箇所だけ参考にして理念を倣わなかったと言われている、総論抜きの各論だけ。仮に外苑に英国都市計画法が適用されたら、この外苑再開発は果たして認められるだろうかと。今年最大の東京トピック。

賛同署名
神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!

緊急記者会見「危機に瀕する「外苑いちょう並木」石川幹子教授
危機に瀕する「外苑いちょう並木」 
新宿御苑トンネルの建設に伴う樹林保全の実態調査を踏まえて
――昭和59年(1984年)~令和4年(2022年)――
日時:2022年8月15日(月) 16時30分~
会見場所:東京都庁記者会見室
発表者:中央大学研究開発機構・機構教授、東京大学名誉教授 石川幹子
連絡先:〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27 中央大学3号館 12階 31207

オンラインセミナー明治神宮外苑の造園的価値:環境植栽学 藤井英二郎先生
8/13開催の録画です。
https://youtu.be/pHgDgp_uFXA 

令和4年度「東京都環境影響評価審議会」第一部会(第5回)を開催します
1 日時
令和4年8月16日(火曜日) 午前10時00分から
2 形式
WEBによるオンライン会議
3 議題(予定)
環境影響評価書案に係る総括審議
(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業
その他
4 その他
本会議は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、WEB上での傍聴のみとさせていただきます。なお、通信状況によって、映像の乱れや一時的な停止があることをあらかじめご了承ください。
傍聴を希望される方は、8月15日(月曜日)正午までに、下記【宛先】にEメールにてお申込みください。
【宛先】S0000721@section.metro.tokyo.jp
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/12/04.html
委員会名簿
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/12/documents/04.pdf

明治神宮外苑の再開発計画が明らかに まちの姿はどう変わる? | NHK 2022年5月20日【NHK】夏は花火、秋はイチョウ並木。野球やラグビーなどのスポーツも楽しめる明治神宮外苑。大正15年に建設され、歴史ある町並みを保持してきたこの地域が、再開発によってその姿を大きく変えよようとしている。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220520a.html

神宮外苑地区におけるまちづくりについて(三井不動産)2022年5月19日
PDF
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0519/download/20220519.pdf
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0519/


Monday, 15 August 2022

賛同署名-神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!

 神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!

賛同署名

神宮外苑1000本の樹木をきらないで、再開発は見直しを!

緊急記者会見「危機に瀕する「外苑いちょう並木」石川幹子教授

 8/15 16:30~ 危機に瀕する「外苑いちょう並木」:都庁記者クラブにて、石川幹子中央大学研究開発機構教授が緊急記者会見

「神宮外苑再開発に関わる東京都環境影響評価審議会」が急遽8月16日に開催されるとの発表を受けて、石川幹子中央大学研究開発機構教授が緊急記者会見を開きます。

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緊急記者会見のお知らせ
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危機に瀕する「外苑いちょう並木」 

新宿御苑トンネルの建設に伴う樹林保全の実態調査を踏まえて
――昭和59年(1984年)~令和4年(2022年)――

日時:2022年8月15日(月) 16時30分~
会見場所:東京都庁記者会見室
発表者:中央大学研究開発機構・機構教授、東京大学名誉教授 石川幹子
連絡先:〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27 中央大学3号館 12階 31207 
資料:危機に瀕する外苑いちょう並木
<会見の主旨>

神宮外苑の再開発にあたっては、「外苑いちょう並木が守られるか」について、5月26日に開催された東京都環境影響評価審議会第一部会で、委員から「データの提供が不十分であり、疑念が払拭できない」との意見が出され、結論が持ち越しとなっていました。再開される日時は明らかにされていませんでしたが、8月12日(金)、突然、8月16日(火)午前10時からの開催が通知されました。

最大の疑念は、いちょう並木の直近8mの位置に、神宮球場の店舗と外野スタンド、球場の基礎が地中に掘削・構築されることが、今後、百年の時を超えて、如何なる影響を与えるか、全く情報が提示されなかったことにあります。樹齢112年を数える外苑いちょう並木の、今後100年以上にわたる情報を得ることは、一般的には不可能と思われます。

しかしながら、隣接する新宿御苑において、歴史的に検証しうるデータが存在しています。新宿御苑のいちょう並木は、内藤新宿の火防樹として江戸期に旧玉川上水沿いに植えられたもので、外苑の母樹に相当し樹齢300年にのぼります。

御苑の森は、都市計画道路の整備により伐採の危機に瀕していましたが、東京都が計画変更を行い、御苑トンネルをつくり、環境省・新宿区等と協力をして保全された経緯があります。

この会見は、昭和60年から開始された樹木保全に携わった当事者である石川が、保全の実態(トンネルからの距離)と樹木の残存率に関する40年間の推移を分析したデータを開示するものです。

外苑のいちょう並木は、風前のともしびです。百年の計で創られた外苑です。私達の世代が、国民の奉仕で創り出された外苑の「これからの百年」に終止符を打つことは、許されることではないと存じます。

心を鎮めて、物言わぬ、いちょうの聲に耳を澄ますべき時であると思います。

8月15日の終戦記念日の会見となります。命の尊厳を守ることを、深く祈る報告といたしたく存じます。


YouTube録画「神宮外苑再開発オンラインセミナー」明治神宮外苑の造園的価値:環境植栽学 藤井英二郎先生

 
「神宮外苑再開発オンラインセミナー」明治神宮外苑の造園的価値:環境植栽学 藤井英二郎先生

8/13開催の録画です。YouTubeで観れます。

https://youtu.be/pHgDgp_uFXA


傍聴可-明治神宮外苑再開発 令和4年度「東京都環境影響評価審議会」第一部会(第5回)を開催

 8/16(火)10:00~神宮外苑地区計画環境アセス総括審議開催。
WEB傍聴申込みは8/15(月)午前中まで。

令和4年度「東京都環境影響評価審議会」第一部会(第5回)を開催します

1 日時
令和4年8月16日(火曜日) 午前10時00分から

2 形式
WEBによるオンライン会議

3 議題(予定)
環境影響評価書案に係る総括審議
(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業
その他

4 その他
本会議は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、WEB上での傍聴のみとさせていただきます。なお、通信状況によって、映像の乱れや一時的な停止があることをあらかじめご了承ください。
傍聴を希望される方は、8月15日(月曜日)正午までに、下記【宛先】にEメールにてお申込みください。

【宛先】S0000721@section.metro.tokyo.jp

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/12/04.html
 
委員会名簿
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/12/documents/04.pdf

Sunday, 14 August 2022

映画「ひまわり(I Girasoli)」

昨晩、気になっていたソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ共演のヴィットリオ・デ・シーカ監督映画「ひまわり(I Girasoli)」(bsシネマ録画)(伊仏米ソ制作)を観ました。

ウクライナ情勢と終戦記念日の関係でしょうか、戦争によって引き裂かれた新婚夫婦の行く末を悲哀たっぷりに描いている悲恋物語です、太平洋戦争にも通じるものがある、心に沁みる映画です。リュドミラ・サベーリエワの演技も素晴らしかった。

ロケ地は外国人の立ち入りが制限されていたソ連時代のウクライナ、キエフから500㎞南、ドニエプル川左岸のポルタヴァ州Чернечий Яр(NHK)、若しくはへルソン州(駐ウクライナ日本大使館)と言われています。(wiki情報ですが)

公開が1970年3月なので撮影がその前年でしょう、当時の赤の広場やグムなどの映像が映し出されています。最後のシーンのミラノ中央駅、切なく沁みます。

Friday, 12 August 2022

コロンボのアパートの名前

アパートの下の階はショッピングモールとなっている、その名が、Crescat Boulevardという、そして、目の前のアパートがCrescat Residences、「Crescat」とはどういう意味なのかと調べたところ、どうやらラテン語のようだ。

Crescat scientia; vit a excolaturは「知識を創出し人類の生活を啓発せよ」、この最初の単語がCrescatなので創出とか想像という意味ではないかと想像している。この言葉はシカゴ大学のモットーでもある。

因みに、この敷地にアパートがもう二つ建っているが、専制君主(Monarch)と皇帝(Emperor)と言う名だ。私の住んでいるのは専制君主の方だ。どうもオーナーがJohn Keels Landに代わってからのネーミングのようだ。「Crescat」と名付けたのはその前のオーナーであるインド系の「Oberoi」であろう。

Thursday, 11 August 2022

Apple AirPort Expressジャンク品はジャンク品だった

 Apple AirPort Expressジャンク品を500円でハードオフで買ったが、本当のジャンク品だった、何をやってもウンともスンも動作しない。以前は300円で問題なく動作したのだが、本当のジャンク品を売るようになった。それも値上げして。

マニュアルはとりあえずDLした。

User Manual (Dec. 11, 2007) https://www.router-reset.com/info/Apple/AirPort-Express-Base-Station-A1264-MB321LLA/user-manuals

https://fccid.io/pdf.php?id=905996

Wednesday, 10 August 2022

アスタナの足跡(2009年4月16日)

【アスタナの足跡】(mixiより転載、2009年4月16日)

昨日、カザフスタンのアスタナへ来ました。
寒いです、気温は氷点下、寒いとは思っていましたが春の衣装で来てしまったので外には長く居られません。
 
Residential Complex "Northern Lights"(アパート)
 
幸い、部屋の中でインターネットが繋がったので足跡を残すことにしました。
大平原に忽然と現われたカザフスタンの新首都アスタナです。
 
黒川紀章設計の新都市、多分、行政機関のブロックだと思います、がWest Bank(新都市)で建設中です。
 
でも寒くて街を歩く気にはなれません。移動中、車の中から垣間見るだけです。
 
新都市アスタナ、先月行ったアシガバートに似ているとこがあります。これは成金趣味という点。歪な巨大構造物、モスクワ大学を模倣した建物などが多い、ですが、中には建築雑誌に掲載されるような洗練されたデザインもあります。
 
また来るかどうかわかりませんが、そのときは予習してからにしたいと思います。

ダマスカス旧市街(2006年11月10日)

 【ダマスカス旧市街】(mixiより2006年11月10日)

何年かぶりにスークハミディエからウマイヤドモスク、その横イエスの塔を経てバプトゥーマ(トーマス門)まで記憶を頼り歩いた。

同行した人が気になったのが派手なランジェリーのディスプレイ、家と同じように内側を着飾るのがイスラム文化だと説明しておいたが果たしてそうだろうか?

ウマイヤドモスクでは50SPの入場券を購入(サラディーン廟の横)して北門から中へ入った。聖なる場所へ足を踏み入れるのは緊張する。ウマイヤドモスクの中には聖ヨハネの骨が収められているお墓が存在する。ローマ神殿からキリスト教の教会、そして、イスラム教のモスクへとの建物が変遷してきた歴史を垣間見られる。

ウマイヤドモスクの南、イエスの塔に向かう通りはダマスカスの工芸品点が並んでいる。寄木細工はその代表的なもの。道沿いに歩いていくと門があり、階段を降りて旧市街の奥へと進む

階段の右側にはカフェがあり、アレギレ(水タバコ)を楽しむ人でにぎわっている。さらに歩いていくと、ローマ時代の門の跡があり、このあたりから旧市街の生活が感じられる。ビデオ屋やシリアのパイ(ピデ)を焼く店、電気屋、グローサリーなどが並んでいる。

イスラム学校の前には水のみ場が設けてある。このあたりに、イスラム療法の病院が以前あったと聞いたが定かではない。途中、シリアのピデをつまみながら、旧市街の生活に触れる。

道を間違えて、アルメニア教会とハマームを見損なってしまったが、難なくバプトーマへ着いた。その先はキリスト教地区だ。


【ダマスカス旧市街】(mixiより2006年11月10日)
何年かぶりにスークハミディエからウマイヤドモスク、その横イエスの塔を経てバプトゥーマ(トーマス門)まで記憶を頼り歩いた。

同行した人が気になったのが派手なランジェリーのディスプレイ、家と同じように内側を着飾るのがイスラム文化だと説明しておいたが果たしてそうだろうか?

ウマイヤドモスクでは50SPの入場券を購入(サラディーン廟の横)して北門から中へ入った。聖なる場所へ足を踏み入れるのは緊張する。ウマイヤドモスクの中には聖ヨハネの骨が収められているお墓が存在する。ローマ神殿からキリスト教の教会、そして、イスラム教のモスクへとの建物が変遷してきた歴史を垣間見られる。

ウマイヤドモスクの南、イエスの塔に向かう通りはダマスカスの工芸品点が並んでいる。寄木細工はその代表的なもの。道沿いに歩いていくと門があり、階段を降りて旧市街の奥へと進む

階段の右側にはカフェがあり、アレギレ(水タバコ)を楽しむ人でにぎわっている。さらに歩いていくと、ローマ時代の門の跡があり、このあたりから旧市街の生活が感じられる。ビデオ屋やシリアのパイ(ピデ)を焼く店、電気屋、グローサリーなどが並んでいる。

イスラム学校の前には水のみ場が設けてある。このあたりに、イスラム療法の病院が以前あったと聞いたが定かではない。途中、シリアのピデをつまみながら、旧市街の生活に触れる。

道を間違えて、アルメニア教会とハマームを見損なってしまったが、難なくバプトーマへ着いた。その先はキリスト教地区だ。

I embarked for a trans Eurasian trip by USSR's ship "Khabarovsk" from Yokohama to Nakhdoka in 29 June 1985 at 11:00, which was 2 nights and 3 days cruise.
It was the starting point of my ambitious travel across Eurasia continent by railways. I disembarked at Nakhdoka and entered to USSR, then traveled to Moscow by Trans-Siberian Railway including a stop over at Irkutsk for a night in order to visit at Lake Baikal. Then I made round trip to Kiev by railway and air and I traveled to Leningrad by railway, After Leningrad, I finally departed to Finland by a night railway on 14 July 1985. Various things and accidents were happened during my stay in Soviet Union but I was really enjoyed and impressed by those things. I still remember clearly what happened there and what I saw.

I met Marina again in the afternoon of 11 July 1985 by chance at the entrance of Cosmos Hotel in Moscow when I returned to Moscow from Kiev. She was an Intourist attendant who took care of us from Nakhodka to Moscow on the Siberian Railways. Then we went to VDKh in front of the hotel and we were very much enjoyed walking and eating ice cream under white night, and she offered me one day private Moscow tour, so  the following day, 12 July 1985, we explored some places in Moscow by the public transportation such as metro and bus with 5 kopek per ride. It was fantastic days in Moscow with Marina.

These pictures were taken by Canon AE-1 Program+35‐75 f3.5-4.5 with films such as Kodachrome, Ektachrome and negative films, and scanned.

Yokohama> Nakhodka > Khabarovsk> Irkutsk> Moscow Yaroslavli > Kiev > Moscow > Leningrad >Lahati
http://1985.iio.org.uk/index.html

1985年6月29日、予てより準備していた横浜大桟橋発ナホトカ航路とシベリア鉄道でユーラシア大陸を横断に旅立った。7月1日、ナホトカ港着、ソ連邦へ入国、シベリア鉄道でモスクワへ、途中、イルクーツクでバイカル湖を見に一泊、モスクワまでさらに鉄道で、そして、キエフを夜行列車と飛行機で往復、モスクワから夜行列車でレニングラードへ移動、7月14日、レニングラードからの夜行列車でフィンランドへ出国した。ソ連滞在中、いろいろなことを見聞きしいろいろなことを体験した。今でもその時の光景ははっきりと覚えている。特にインツーリストの夏季アルバイトであったマリーナ(当時、ウラジオストク極東大学)にキエフから戻った時に再開し、翌日モスクワをバスや地下鉄を乗り継いで歩き回ったことが印象的だった。

この旅行のために一眼レフカメラCanon AE-1 Program+35‐75 f3.5-4.5を中古で調達、Nikon F2をと思ったが手が出せる価格ではなかった。ど素人というか、レンズの選択もよくわからないまま(標準の明るい単焦点であったならばもう少し写真が変わっていたのかもしれない)、そして、試し撮りもせぬまま出発、しかも自前のフィルムはKodachromeとEktachrome、その他、友人が融通してくれたネガフィルム(最初にネガフィルムから使い始めた)。

写真は街中や人々を撮りたかったが、結果、少ない。ネガの一部は紛失しているようだ、残念の極み。ハバロフスクで民警に捕まりネガ1本没収もあった。バウチャーはソ連出国時に回収されてしまった。

自転車の前輪チューブ交換

自転車の前輪の空気が抜け、対処としてチューブ交換をすることにした、それはここにメモした。

アマゾンに注文したチューブが届いていたがしばらく手が付けられず仕舞いだったがやっと重い腰を上げた。自転車屋へ持ち込めば直ぐに修理できただろうが、2年前に前後タイヤ後根をDIYで行ったので、再度、DIYでトライした。ちなみに参考工賃は、パンク修理(水調べ880円、1箇所パンク修理1210円)、チューブ交換前輪1980円。

工賃(参考料金)

アマゾンで購入したのは27x 1,3/8のチューブ、パナレーサー製、レバーは以前購入したもの。

27x1 3/8サイズ用のチューブとタイヤレバー(以前購入したもの)

封を切って外に出したチューブ、英式バルブと表記、昔ながらの虫ゴムだった(ブリヂストンのバルブとは異なる形状)


2年前に交換したシンコー27 x 1 3/8というタイヤサイズ

前輪を外すのはギアがないので比較的楽である。両輪のナットを緩め、照明の自家発電プラグを抜き、泥除けの固定足を外せば、車輪が外れる。

外した前輪、タイヤをレバーを使って外し、バルブと虫ゴム部の固定ナットを緩めて外し古いチューブを抜きとり、新しいチューブを入れてバルブと虫ゴム部のナットを締めた。

タイヤを元に戻す前に少し空気を入れ扱いやすいように。

使用した工具類

交換後、古いチューブを水に入れてみたらプクプクと泡が、確かに穴が開いていた。この箇所はリム側、リムの当たりに傷ができていた、元々、リムテープは巻いていなかったので2年前にタイヤを交換するときに巻かずだった。

水の中へ入れてみたら空気が漏れてきた。

 チューブ交換に所要35分、前輪なのでそれほど時間がかかっていないが、タイヤをリムから外し、再度、ハメるのは慣れていないと時間がかかる。

修理代は、パーツ代のIRCプレミアム27x1,3/8チューブ847円のみ。

古いチューブは修理しておいてもいいかもしれないとパンク修理キットを注文した。


 

Monday, 8 August 2022

白金北里通り(補助11号白金Ⅱ期)の拡幅事業

一般的には白金北里通りと呼ばれる東京都市計画道路補助線街路第11号(白金Ⅱ期)の整備事業が開始された。補助第11号線は、港区三田三丁目から渋谷区恵比寿一丁目に至る延長約3.5kmの都市計画道路、このうち、港区白金二丁目から同区白金六丁目までの延長935mの区間について事業に着手するというもの。

白金北里通りの北里は北里研究所と病院があるからだが、白金奇数丁目は古川沿いの低地で平坦地、他方、偶数丁目は白金台に続く丘陵の地形、かつてのお屋敷町、白金二丁目にお屋敷に相応しい館が残っている、共同住宅に建て替えが進んでいる。聖心女学院やその先に東大科学研究所がある。




補助第11号線(白金2期)の事業に着手
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/07/25/09.html

恵比寿~白金高輪で道路拡幅「白金北里通り」事業着手へ 幅員倍増で走りやすく
https://trafficnews.jp/post/120803

事業とは何か?簡単に言えば道路幅員の拡幅である。(東京都建設局)

  • 路線名 補助第11号線
  • 施行箇所 港区白金二丁目~同区白金六丁目
  • 延長 935メートル
  • 計画幅員 20メートル
  • 事業期間 令和4年度~令和13年度
  • 事業費 180億円
  • 担当事務所 第一建設事務所
補助第11号線(白金2期)の事業に着手
 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/07/25/09.html

白金北里通り、昔ながらの通りで、福音を現在の約2倍の20mにするというのは2車線のマンですが車道と歩道を拡幅して走りやすく、歩きやすくするということ。都心でこのような下町の雰囲気はどんどんなくなっているが、白金一丁目はほとんどの地区で再開発計画の網がかかっているのではと思うほど。

現在の白金北里通り、それほど交通量が多いわけではない、古川沿い明治通りがあるので一般の車両はこの通りを選ばない。元々は陸の孤島だった経緯からバス通りではある。















Thursday, 4 August 2022

宗教団体とビジネスー日本の旧統一教会が36億ドル(4700憶円)以上を米国へ送金

以下の記事の見出しが気になったので読みがてら少し調べてみた。

原文は”The Untold Story of Sushi in America” New York Times Magazine, Nov.5 2021. https://www.nytimes.com/interactive/2021/11/05/magazine/sushi-us.html

東洋経済の記事はその翻訳。要点は日本人信者の献金等が米国へ送金され、同時に多くの日本人信者が米国に渡り、布教と企業活動を通して統一教会ビジネスが拡大しコングロマリット化したというもの。

記事は、日本の旧統一教会が1976年から2010年のあいだにアメリカへ36億ドル(4700億円)以上を送金し米国での統一教会ビジネス拡大に拠出したとのこと、旧統一教会は1950年代に米国へ進出して以降、宗教を利用したビジネスとして徹底して「日本利用」の戦略があり、寿司関連ビジネス、メディア、ホテル、不動産等で企業を立ち上げ展開している。

ビジネス活動の一環として米国へ渡った日本人信者が水産物卸を起業し、魚を売りながら布教を行っていた。1970年代後半からの寿司ブームにのり、水産卸を組織化し寿司ネタを卸すチェーンを構築し、米国全土の寿司店約9000店の需要の大半を占めている。その会社が水産卸のトゥルー・ワールド・フーズ、どのように経営されているのかは分かり難い。国内でも同様に冷凍海産物の輸入・卸売を行っている株式会社ワールドシーフーズ(渋谷区神宮前)がある。

メディアでは、ワシントンポストならぬワシントンタイムズを1982年に創刊と。そのワシントン・タイムズを所有するのがニューズ・ワールド・コミュニケーションズ社、この会社はUPI通信も所有し、他の世界各地のメディアも所有する。

UPI通信は、2000年にニューズ・ワールド・コミュニケーションズNWCに買収された。UPIはかつては、ベトナム戦争当時も継続して多くのニュースを配信し、報道カメラマンの一ノ瀬泰造や沢田教一も所属した。

主な関連メディア:
Insight on the news

不動産ではNYの8番街に巨大なアールデコのホテルを所有している。1975年に取得、1994年に一部をホテルに改装、現在は1083室のホテル。

などなど、奥が深い。

統一教会関連企業と団体wikiのとおり、広範囲に関連企業や団体を展開している。宗教団体がビジネスを展開するのは資金調達なのでしょう、1990年代初頭にオウム真理教がマハポーシャというパソコンショップを秋葉原で営業していた。他より安かったので売れていたようだった。

関連記事:

Monday, 1 August 2022

目黒のホテルクラスカが閉館(2020年12月20日)そして?

目黒郵便局近く、目黒通り沿いにニュー目黒というビジネスホテルがあった。このホテルを改装して2003年に全15室のホテルクラスカとしてオープン、デザインホテルの先駆けなのでしょう、外国人にも人気でしたが、2020年12月20日で閉館。テラスでブランチを何度か、気になっていたのでメモを。


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食べログ
 
 

アディスアベバで食べたロシアのインスタントラーメンReeva

Made in Russia. ロシアのモスクワ州で製造されたインスタントラーメン、Reevaを当地アジスアベバで食す。(2016年8月)

以前のパッケージにはベトナムと記載されていたのでベトナムで製造された即席麺をエチオピア仕様パッケージにしたのだと思っていた。今年に入ってから、増量され、そのパッケージを再確認すると、Moscowの文字が見えたので目を凝らしてみると製造がMareven Food Central LLCで輸入販売がアジスアベバのJONZO PLCとある。

この会社、即席麺メーカーでロシア・モスクワ州で製造しウクライナ、カザフスタン、キプロスで販売している。

2008年から日清食品が出資、ベトナムからも出資しているようだが、ネットが遅くてこれ以上は難しい。このラーメン、当地にしてはまともな味だと思っていたが日清食品で納得、それにお湯をかけるだけでも食べられる点もそうだ。

カザフスタン石油、アゼルバイジャン経由BTCパイプラインで

昨年のトピック、
 
 世界の2%、日量2百万バレル、を産出するカザフスタンの石油はその80%が輸出され、Caspian Pipeline Consortium (CPC) パイプラインを経由してロシア国内を通過し黒海沿岸のNovorossiysk港でタンカーに積み込まれる。

ロシアのウクライナ侵攻後、ロシアは2度にわたりNovorossiysk基地のポンプメンテのため輸送を停止している。このカザフスタン原油の

3/22、Novorossiysk基地のポンプが暴風雨により故障し、3基のうち2基を停止した。この背景は世界市場で原油減少による原油価格上昇に伴う西側による対ロ経済制裁中止への圧力、同時にフランス大統領選でのロシア支援候補者へ支援だった。1か月後にCPCはフル稼働した。

7/6、ロシアの裁判所が環境問題を理由にCPCの30日間の運営停止を通告、しかし最高裁は7/11に再開を通告、中断は限定的だった。この2回の停止時期、原油価格は急上昇した。
ロシアはカザフスタンを心配させるのではなく、中国が必要としている。

中国はカザフスタンがグローバルインフラストラクチャーである一帯一路の玄関口として高い経済的な関心を持っている。中国企業はカザフスタンの石油天然ガス分野では主要なプレーヤーであり、中国の意図を自国への輸入ではなく国際市場へのアクセスであり石油価格が上昇し、消費者需要が落ち込んでも、中国の輸出志向型経済成長は上昇する。

そして、中央アジアー中国ガスパイプラインの3既存ラインの全てはカザフスタンを通過しエネルギー供給の重要な施設である。中国経済の低迷は、エネルギー価格高騰が貢献しているものの、少しでもカザフスタンからの輸出が必要

中国国営企業や政府が西側の対露経済制裁がどのように順守するのかの把握を急いでいたが、国営企業による軽率な行動は二次的リスクに繋がるとして政府が警告した。国営CNPCの天然ガスは中央アジア‐中国パイプラインUSD55 bil.の除外は目立ち、

2019年にRussia-to-China Power of Siberiaパイプラインが開通しており

グローバル経済はインフレと低成長であり、中国は継続してCOVID-19によるロックダウンに取り組み、政府は将来的な経済低迷に耐えるられない。
ロシアによるカザフスタン原油のCPC経由の石油輸出への追加的な規制は中国にとっては歓迎できない。
https://eurasianet.org/perspectives-beijing-and-moscow-clash-over-kazakhstans-oil