Tuesday, 1 February 2022

ベラルーシの2007年エネルギー問題

ベラルーシはいわゆるベラルーシ・ロシア2007年エネルギー問題(脚注参照)を背景として過度なロシア依存の石油輸入元の多様化へ、アメリカから8万トン原油の輸入へ。今年入りベラルーシはサウジアラビア、ノルウェー、アゼルバイジャンから輸入している。タンカーはどの港に着岸するのかと思っていたら旧ソ連で現在EUのリトアニア・クライペダ港だった、鉄道でベラルーシまで輸送される。

2007年エネルギー問題:
ロシアが関税同盟以前の税率を根拠とした関税を課すことをベラルーシ側に通告、ベラルーシはパイプラインへ通過関税で対抗、関税分の石油を抜きとったことからロシアが石油輸出を2007年1月8日から停止、ベラルーシを含むドイツや東欧諸国向けが停止して国際問題化した。ロシア・ベラルーシ両国が歩み寄り一旦は解決した。

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