日本全国的に平成の市町村合併が平成11(1999)年から平成22年(2010)にかけて政府主導で行われた。
これは、市町村合併特例新法に基づいて自治体を広域化することによって行財政基盤を強化し、地方分権の推進に対応することなどを目的とし、 平成17年(2005)前後に最も多く合併が行われ、市町村合併特例新法が期限切れとなる平成22年(2010)3月末に終了した。
https://www.soumu.go.jp/gapei/gapei.html
さて、所縁のある愛知県津島市と海部郡はどうなったのか?現在は以下のようによくわからない合併結果となっている。
津島市 そのまま
愛西市 津島と協議決裂、佐屋町、佐織町、八開村、立田村で合併
あま市 甚目寺町、七宝町、美和町が合併
弥富市 弥富町、蟹江町、飛島村、十四山村で協議、市名で蟹江が脱退。飛島は不必要。弥富と十四山が合併
海部郡 大治町、蟹江町、飛島村
よくわからいと表現したのは、近隣の一宮市や稲沢市が従前の種々の行政範囲を統合しているのに対して、津島市と海部郡、海部津島と呼ばれていた、は分裂したかの如くの合併の結果となっているからだ。素直に津島市に海部郡が統合されれば、こうはならなかったことになるが、政府主導とは言いつつも合併の主旨である「自治体を広域化することによって行財政基盤を強化し、地方分権の推進に対応することなどを目的」の視点からすると、はて?と疑問を呈したくなる。
津島市と周辺市町村との合併協議の経緯は以下のサイトにあるが、限定的。
https://uub.jp/upd/u/u358.html
津島市周辺の町村を津島市と統合する案は当初からあったようですが、これは歴史的文化的経済的にも素直な方向でした。津島市、佐屋町、佐織町、八開村、立田村の1市2町2村での合併で始まったものの、津島市が外れ、外されたのか?、2町2村での合併に進んだ。津島市資産の問題なのか津島市を外す理由が不明確、3点下記のサイトに挙げられているが。結果として津島市と人口規模で同レベルの新たな市が誕生した。
http://www1.clovernet.ne.jp/kondou_1/watasinoomoi.htm
これは、市町村合併特例新法に基づいて自治体を広域化することによって行財政基盤を強化し、地方分権の推進に対応することなどを目的とし、 平成17年(2005)前後に最も多く合併が行われ、市町村合併特例新法が期限切れとなる平成22年(2010)3月末に終了した。
https://www.soumu.go.jp/gapei/gapei.html
さて、所縁のある愛知県津島市と海部郡はどうなったのか?現在は以下のようによくわからない合併結果となっている。
津島市 そのまま
愛西市 津島と協議決裂、佐屋町、佐織町、八開村、立田村で合併
あま市 甚目寺町、七宝町、美和町が合併
弥富市 弥富町、蟹江町、飛島村、十四山村で協議、市名で蟹江が脱退。飛島は不必要。弥富と十四山が合併
海部郡 大治町、蟹江町、飛島村
よくわからいと表現したのは、近隣の一宮市や稲沢市が従前の種々の行政範囲を統合しているのに対して、津島市と海部郡、海部津島と呼ばれていた、は分裂したかの如くの合併の結果となっているからだ。素直に津島市に海部郡が統合されれば、こうはならなかったことになるが、政府主導とは言いつつも合併の主旨である「自治体を広域化することによって行財政基盤を強化し、地方分権の推進に対応することなどを目的」の視点からすると、はて?と疑問を呈したくなる。
津島市と周辺市町村との合併協議の経緯は以下のサイトにあるが、限定的。
https://uub.jp/upd/u/u358.html
津島市周辺の町村を津島市と統合する案は当初からあったようですが、これは歴史的文化的経済的にも素直な方向でした。津島市、佐屋町、佐織町、八開村、立田村の1市2町2村での合併で始まったものの、津島市が外れ、外されたのか?、2町2村での合併に進んだ。津島市資産の問題なのか津島市を外す理由が不明確、3点下記のサイトに挙げられているが。結果として津島市と人口規模で同レベルの新たな市が誕生した。
http://www1.clovernet.ne.jp/kondou_1/watasinoomoi.htm
年月日 | 協議状況・経過等 |
---|---|
1999年11月15日 | 津島市,海部郡七宝町,美和町,甚目寺町,大治町,蟹江町,十四山村,飛島村,弥富町と13市町村で研究会「海部郡町村合併研究会」設置 |
2001年11月22日 | 4町村で研究会「海部西部ブロック市町村合併広域研究会」設置 |
2002年7月25日 | 津島市,海部郡の13市町村で研究会「海部津島市町村合併事務連絡会議」設置 |
2002年10月 | 4町村の合併に関する住民アンケート(4町村住民約5500人対象)の結果 |
合併の是非:「積極的に合併(19.6%)」「どちらかというと合併(39.3%)」「どちらかというと必要ない(18.6%)」「必要ない(9.1%)」「わからない(13.4%)」 | |
枠組み:「津島市を含む5市町村(37.9%)」「4町村(26.4%)」「津島市,海部郡13市町村(25.9%)」「その他(9.8%)」 | |
2003年3月26日 | 合併重点支援地域に指定 |
2003年4月1日 | 4町村で任意協議会「海部西部4町村任意合併協議会」設置 |
2003年5月30日 | 津島市が参加を申入れ |
2003年7月25日 | 津島市の申入れを拒否 |
2003年7月 | 津島市の合併に関する住民アンケート(住民約5200人対象)の結果 |
合併の是非:「積極的に合併(37.2%)」「どちらかというと合併する(39.5%)」「どちらかというと合併しない(8.7%)」「合併しない(3.9%)」「わからない(10.7%)」 | |
枠組み:「津島市,海部郡13市町村(45.4%)」「佐屋町,立田村,八開村,佐織町(33.3%)」「七宝町,美和町,甚目寺町,大治町(13.4%)」「蟹江町,十四山村,飛島村,弥富町(5%)」「その他(2.9%)」 | |
2003年8月8〜18日 | 津島市,海部郡の12市町村(飛島村を除く)で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),津島市が可決,11町村が否決 |
2003年9月18〜24日 | 4町村が9月議会で法定協議会設置議案を議決 |
2003年10月1日 | 「海部西部4町村合併協議会」設置 |
2003年11月28日 | 第4回合併協議会において、合併方式を「新設合併」とすること、新市の名称は公募方式によりきめることを決定 |
2003年12月26日 | 第5回合併協議会において、合併期日を2005年(平成17年)3月22日とすることを決定 |
2004年2月13日 | 第7回合併協議会において、新市の事務所の位置を現佐屋町役場とすることを決定(他の3町村の役場は総合支所機能を有する分庁舎) |
新市名公募上位10点:海西(かいせい),海部(あま),海西(かいさい),西尾張,西海部,あま,愛西(あいさい),海部西,海部西部,濃尾(のうび) | |
新市名候補10点:海西(かいせい,かいさい),愛西(あいせい,あいさい),海部西,西海部,海部,あま,西尾張,尾張 | |
2004年4月21日 | 第11回合併協議会において、新市の名称を「愛西市」とすることを決定 |
2004年6月25日 | 第14回合併協議会において、合併期日を2005年(平成17年)3月22日から同年4月1日に変更することを決定 |
2004年8月27日 | 第18回合併協議会において、新市建設計画を決定 |
2004年9月1日 | 合併協定調印式 |
2004年9月21日 | 合併関連議案を4町村が可決 |
2004年11月5日 | 県知事に合併申請書を提出 |
2004年12月20日 | 合併関連議案を愛知県議会が可決 |
2004年12月24日 | 県知事が総務大臣に届出 |
2005年1月20日 | 官報告示 |
新市名最終候補2点:海西(かいせい),愛西(あいさい) | |
新市名:愛西市(あいさいし) | |
市役所:佐屋町役場 |
No comments:
Post a Comment