Saturday, 14 March 2015

TeraStation TS-XH4.0TL/R6を中古で購入 NAS

事務所内ネットワークにNASを1台追加した。

1.ネットワークファイルサーバとしてのNAS

概念的には認識しており、アイ・オー・データのHDL-GX300を最初に購入、その後、容量の多いLanDisk HDL2S-4.0、これは4T(2Tx2)をRAID1(二重化;ミラーリング)に設定し、2Tで運用していた。

1) LanDisk HDL-GX300
2007/3/28 生産終了
http://www.iodata.jp/product/hdd/lanhdd/hdl-gx/

2) LanDisk HDL2S-4.0
2012/5/16 生産終了、サムスンのHDDx2の構成。
http://www.iodata.jp/product/hdd/lanhdd/hdl2-s/

3) TeraStation TS-XH4.0TL/R6
2010年 2月中旬発売、 現在でも直販で販売中。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ts-xhl_r6/

2.RAIDの選択
現在のLanDisk HDL2S-4.0(4TB)がRAID1で4TBがミラーリングして2TBとの有効容量となっている。

RAID1
1台×2のペアでデータを二重化したモード

RAID5で十分かと思ったが、RAID6対応なのでRAID6に設定、HDDの有効容量が4Tが2Tになった。

RAIDモードの種類
説明

安全性

高速性
保存可能容量
(HDD4台で構築の場合)
 
HDDの合計容量4TBの場合
RAID 6 HDD2台故障まで復旧可能、安全性重視のモード ★★★★★ ★ 1/2
 
2TB
RAID 5 容量・安全性・高速性のバランスがよいモード ★★ ★★★ 3/4
 
3TB
RAID 10 二重化・分散書き込みで安全・高速に保存するモード ★★★ ★★★★ 1/2
 
2TB
RAID 1 1台×2のペアでデータを二重化したモード ★★★★ ★★ 1/2
 
1TB×2
RAID 0 高速性のみを重視したモード   ★★★★★ 等倍
 
4TB

3.設定マニュアルに沿ってRAID6を構築

データがなくとも10時間程度はかかったのであろう、その間も使える。

設定結果、以下の通り・
ディスク情報:
RAIDアレイ1: 0.0 GB / 1833.5 GB (0.0 %)
4.中古NAS

HDは3以内に39%、5年以内に29%が故障する(下記リンク参照)とのデータがある。これは、毎日、どの程度の使用頻度かは不明だが、5年以内に70%が故障することになる。他のデータでも3-5以内に50%が故障するとの報告がある。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1310/15/news004.html

なので中古には手を出すべきではない、のであろうが、


5.中古で購入したTeraStation TS-XH4.0TL/R6

2011年から販売しているモデルで現在も直販で販売している。

ヤフオクで調達したが、やや高くなってしまった。しかし、NAS自体は、HDDの製造年月が2012年8月とあるので2.5年程度の使用と推察。

中古で本格的なRAIDを試すつもりだったが、落札価格とHDDの製造年月から少し使ってみることにした。それ故にRAID6、使用頻度からRAID5で問題ないだろうが。

箱だけ買って、HDDは新品を入れるのが相応しい。





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