Saturday, 25 February 2012

プリペイド方式ポケットWi-Fiルータ導入‐その3(海外SIMでのデータ通信試行)

Pocket WiFiルータを海外携帯電話会社のプリペイド方式データ通信で使ってみる

日本では使わせてもらえないPocket WiFiルータ、ならば、海外携帯電話会社のプリペイド方式データ通信で使ってみることにした。

要は接続設定を変更すれば理論的には繋がる、その前提に立ち、Pocket WiFiの設定変更(プロファイル)を試みた。

Beeline AM (アルメニア)
筆者の推測通り接続できないと困るのでUSBモデムを同時購入した。これは18,000AMD、47米ドル相当とちょとお高い。ロシアMTSのUSBモデムが25ドル相当なので2倍だ。

PCにUSBモデムを差すと独自の接続ツールがインストールされる。これはこれで残高確認等が出来て便利ではある。このなかにある接続情報を参考にして、Pocket WiFiのプロファイル設定を追加した。

手順:
EMOBILE設定ツール(接続するとインストールされる)

ログインする。
User:Admin
Pass:WEP keyと同じ

設定→3G設定→プロファイル設定
下記を書き換える。
Profile:Beeline-am
User:beelineam(任意)
Pass:beelineam(任意)

APN:internet.beeline.am
(Beeline AMのAPN)

「保存」
接続→接続先変更、「Beeline-am」を選択、適用

SSIDへ無線LANを接続、WEP Keyを入力

MTS(ロシア)
こちらは既にUSB modemを2年前に購入済み、しかし、既にSIMが無効になっていたのでMTS-Connect4(SIMのみ)を購入(R400、うちSIMがR50、残りは通信代、でもR400がミニマムのようだ。)した。

接続ツールの言語はロシア語(古いからかな?)だけ、なぜかWindows7と相性悪く、文字化けで全く読み取れないが、接続らしきボタンをクリックすると繋がった。

MTS Connect-4
http://www.vis.mtsgsm.com/tariffs/inet/connect_3/

しかし、APNは読み取れないので検索してそのAPNをMTSのプロファイルに設定して、Beeline AM
同様、プロファイルを追加し、接続を変更すると3Gデータ通信に繋がる。

バランスの確認は、携帯電話にSIMをさして「*100#」とダイヤルするとバランスが送られてくる。

両社とも接続速度の理論値Mbpsを超えているが、実施には256Kbpsから512Kbpsもあれば十分である。

Pocket WiFiが接続できることは2社で確認したので、多分、その他の携帯電話キャリアでも設定は同様と考えられる。

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