Tuesday, 5 January 2016

年始のピーク日の新幹線上り移動 名古屋―品川

帰京ピーク日の1月3日(日)に名古屋から品川まで新幹線で移動した。東海道新幹線上り名古屋ー品川間は普通・グリーンとも年末からほとんど満席、ほんの 数席だけ早朝便に空きがあっただけだった。巷では4日、月曜日が仕事始めなのでどの交通機関でも日本国民大移動の日となることは容易に想像がついたが、為 す術なく、当日まで時間が経過してしまった。

何もしなかったわけではなく、ピーク期間での移動なので最寄のJR目黒駅まで行き運行状況を確認した。ちなみに下りは、31日には満席だったが元日は空き があり予約した。自由席でも東京駅で並べば座れるだろう。その時に復路もと思い操作するが3日は満席、一瞬だけ三角印が現れるが、操作していざ確認となる とその時点では満席となった。数回繰り返しても同じ結果だった。

オプションの一つとして東海道線もあるので、上りの名古屋から品川までを「みどりの窓口」備え付けの時刻表から調べた。乗り継ぎ時間が短く無駄がないが所 要約6時間、14:02、15:02、16:02、17:30と概ね1時間ごと、乗り換え回数はそれぞれ3回、当日中に品川まで行ける列車があった。鉄道 ならば予定通り帰京できるし、車中読むべき本も数冊ある、読書は列車の中のが意外と集中できるので丁度よいとこのルートを候補にした。

帰京前日にネットで買えないかと検索するが、分割民営化された各社の予約サイトしかなく、オンラインで全国の列車予約をカバーするようなサイトがないこと がわかった。これは、昨年、ニューヨークで聞いたとおり、「日本全国の鉄道を予約するサイト、一つのサイトでという意味、がない。」ということを裏書きす るだけだった(知らないだけかもしれない)。

思い出しましたが大晦日に往路を買ったJR目黒駅の「みどりの窓口」でも外国人が全国をカバーしているJapan Rail Passではなく、JR目黒駅をカバーするJR東日本のではないJRのRail Passを所有しているのであろう、窓口で拙い日本語を使って一生懸命質問しているが、窓口から「ここはJR東日本で他社のことはわかりません」と日本語 での冷たい対応が背中から聞こえていた。日本人でもよくわからないと思うなあ、このJRのやり方は。

鉄道会社のウェブサイトで予約しようとすると、会員登録や鉄道会社が提携しているクレジットカードに加盟しなければ予約ができないような説明ばかりで投げ出した。

そして、3日当日、午後早い時間に名古屋駅へ向かった。元旦とは大違いでスーツケースやキャリーバックを持った乗客がコンコースに溢れんばかりに行き来し ていた。JR東海ツアーズなる窓口で新幹線の空き状況を確認するが、当然、空きはなかった。では時刻表を調べていた東海道線かと考えていたところ、構内ア ナウンスで「東海道線上りで線路内に人が立ち入り列車と接触し、遅延」との放送が流れた、タイミングが良すぎ。このルートも塞がれてしまった。

それでホームの「住よしのきしめん」でも食べながら自由席の埋まり具合を確認しようと思い新幹線改札口前まで行き、列車運行スケジュール板をよく見ると、 のぞみ自由席1−3号車、ひかり自由席1−5号車、こだま自由席1−7号車という文字が視野に入ってきた。これだなと思い、ホームへ上がるとコンコースと 同じような混雑状況、運行はほとんどが「のぞみ」なので数分毎に列車がホームに入ってくるが自由席の空きは見られなかった。が、丁度、数本後に「こだま」 が入ってくる掲示がされた。「住よしのきしめん」が気になったが自由席6号車の並びへ行くと5−6人だけだったので「こだま658号」を待ってみたとこ ろ、外から10席は空いていたのが確認できたので乗ることし運良く座れた。

「のぞみ」だと名古屋ー新横浜ー品川で1:35、「こだま」だと名古屋ー新安城ー豊橋ー浜松ー掛川ー静岡ー新富士ー三島ー熱海ー小田原ー新横浜ー品川と各 駅停車で2:50(こだま658号13:56-16:47)と1時間以上余計にかかるが本を読んでいればあっという間の時間、と思っていたら車内はポカポ カしていて昨晩の寝不足も手伝って気持ちよくウトウト、よって本はそれほど読み進まなかった(笑)。

帰京ピーク日の名古屋ー品川間の移動記でした、悔いは「住よしのきしめん」だ。ここまで読んでいただいた方、どうもありがとうございます。

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