Sunday 22 April 2012

白熱電球 vs LED電球と電球型蛍光灯の比較

東北大震災による福島原発の事故を起因とした電力需給の逼迫状況から省電力がこれまで以上に重要性を増している。やや大げさな表現だが、 無駄を省くことは資源の有効活用に繋がることから徹底して実施すべきことと思う。

さて、最近、新築マンションに入居した。照明器具を購入する予定であったので、それと合わせて付いている電球の種類を調べてみた。

廊下・玄関 白熱球 60W
洗面・浴室 白熱球 60W
台所 電球型蛍光灯 13W
トイレ 白熱球 60W

以上のように台所を除いて従来型の白熱電球(クリプトン電球)だったので、LED電球や電球型蛍光灯等の省エネ電球を導入する価値がありそうだと判断、それぞれの詳細を調べてみた。

LED電球と電球型蛍光灯

明らかに白熱球は単位当たりの消費電力量が多いので省エネルギー型のLED電球か電球型蛍光灯の照明器具にしたいが詳細がわからない。メディアではLED電球のことが多いように感じるが定かではない。よって、さくっと調べてみた。

LED電球よりお得!? 電球型蛍光灯の快適使用法
http://allabout.co.jp/gm/gc/28925/


LED電球への取り替えは「明るさ」の確認から
http://allabout.co.jp/gm/gc/376919/

電球種類別電力料金試算例(60W形)


消費電力(W) 電力料金(円/Wh) 一日当り使用時間 年間使用日数 電力料金(円/年)
白熱電球 54 0.022 5 300 1,782
LED電球 9.4 0.022 5 300 310
電球型蛍光灯 12 0.022 5 300 396
出所:自前

LED電球
消費電力が電球型蛍光 灯よりも少なく(10W以下)であるが、実売価格が60W形相当の明るさ(だ810-850lm)だと、ビックカメラで2500-3000円である。電球 色が好みなのだが、ビックカメラの表では60W形相当にはなく、50W形相当(40-690lm) にあり、2,870-3,100円となっている。

選択には明るさ、色合い、指向性が関係する。

LED電球明るさ比較(ビックカメラ)
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/kaden/led/power/index.jsp

電球型蛍光灯
単純に考えて、白熱電球より消費電力が少なく、色合いも明るさも同等だし、それほどお高くない。前述の試算だと1400円の節約となり、初期投資分を差し引いても初年度500円の節約となる。
とりあえず、白熱球を電球型蛍光灯に変えるだけで節約効果が表れることがはっきりした。

LED電球もいくつか試してみようと思う。蛍光灯なので点灯するまでに一瞬の時間差があるが特段問題ない。

電球型蛍光灯と白熱球の消費電力比較

三菱電機オスラムの省エネ計算を使った試算
60W型白熱電球一個当たり及び電球型蛍光灯一個当たり、それぞれ一日6時間、年間300日点灯した場合の電気料金は以下のようになる。

白熱球2,138円-電球型蛍光ランプ515円=1,623円

年間で1,623円の節約となる。

条件:
白熱電球:LW100V54W⇒電球形蛍光ランプ EFA15
白熱電球消費電力 54W
電球形蛍光ランプ消費電力 12W

1Wh当たりの電気代 0.022円/Wh

電球型蛍光ランプ省エネ計算
http://www.mol-oml.co.jp/shouene/frame_shouene.htm

結論
明 らかに白熱球よりLED電球や電球型蛍光灯の方が消費電力が少ない。LED電球は初期投資額が嵩むのでもう少し慎重な検討が必要だろう、よって、電球型蛍 光灯を先ず導入することとしよう。最近のIKEAの照明器具は、 電球型蛍光灯が多く、明るさも十分確保されているようだ。

LED電球の選び方
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1001/27/news063.html

電球型蛍光ランプの達人になる
http://allabout.co.jp/gm/gc/28778/

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