安全・テロ情報(在ロンドン日本国総領事館からの転載)
英国労働組合会議(TUC)のストライキに伴う注意喚起
2011年11月29日
1.11月30日(水)、英国労働組合会議(TUC)傘下の組合は、公務員年金制度改革に反発し、ストライキを行うことを予定しています。
今回のストライキには、英国労働組合会議のうちの三大労働組合の他、学校長で組織する組合なども参加することから、ストライキの規模は約200万人以上となることが予想され、学校、国民健康サービス(NHS)、中央官庁、地方公共団体などの活動に影響が出ることが予想されます。
2.今回のストライキにあわせ、30日(水)正午からロンドン市内中心部でデモ行進が予定されており、市内の一部箇所では交通規制が行われます。デモ行進のルートでは混乱が予想されますので、英国滞在中の皆様におかれましては、デモ行進のルート及び抗議活動が発生している場所、さらには、その周辺地域に極力近づかないようにして下さい。また、デモ行進や抗議活動に接した場合は、直ちにその場から離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意して下さい。
3.ロンドンでのデモ行進のルートや、交通規制のエリアの詳細については、下記のロンドン警視庁ウェブサイトでご確認下さい。ロンドン以外の地域については、地元の警察等から情報を入手して下さい。
4.また、入国管理官が組織する労働組合もストライキへの参加を予定しているため、入国審査が大幅に遅れ、各空港での出入国に大きな混乱が生じることが予想されます。一部報道では、入国審査等に最大12時間の遅れが生じる可能性がある旨報じられております。
つきましては、30日(水)に出入国を予定されている方は、報道や空港、航空会社のホームページなどから最新情報を入手し、出発時間に間に合うよう充分余裕を持って行動する、あるいは、旅行日程を変更することをお勧めします。
5.なお、現時点では、地下鉄やバス等公共交通機関のストライキは予定されておりません。
在ロンドン日本国総領事館
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