Friday, 20 September 2024

南インド料理と南インド料理店経営 in Tokyo

 南インド料理、スパイスの効いたあっさりした料理(基本はカレーですが)で長年、友人と通っている。特に今夏のような猛暑日が続くと自然と食べたくなる料理なのです、私的には。

インドに詳しい友人の南インド料理店の経営形態の推移の考察、時系列的に1-4のようになり現在4の段階、一言で言うとネパール化が進んでいるということのようです。

1経営(インド)又は日本、接客(インド)、調理(インド)

2経営(ネパール)、接客(ネパール)、調理(インド)

3経営(ネパール)、接客(ネパール)、調理(インド、ネパール)

4経営(ネパール)、接客(ネパール)、調理(ネパール)

これは全国的に南インド料理のネパール化が進んでいると思われる、とのこと。


特にここ数年、南インド料理店をはじめ北インド料理店もネパール化が肌感覚で進んでいる印象を受けている。南インド料理に達する前は北インド料理店ばかりでしたがその友人の影響で南インド料理に関心を持つようになり、食べ歩きをしている。

こういう料理に関心を抱いたのは、インド、パキスタン、スリランカなどへ出張したことが影響している。最近は日本食を持ち出して現地でも日本食を食べられる食材の種類が増えたのが影響していると思う。

私が最初に海外出張した1990年頃は、東南アジア諸国では日本料理店も多かったがその他の地域では少なかったこと、和食は日本で食べられるのでわざわざ食べたいとは思わなかったこと、それぞれの国や地域にも美味しい料理があること、その国の食文化を理解することを視野に入れてあれこれ試食してきた。


近所の北インド料理、いつのまにか味が変わっていたり、何度か通った渋谷の南インド料理店、最初は美味しかったが、2度目、3度目と通う度に味が変わっていった。その時に友人が調理人の出身を聞いたが最初の時と違う人、多分、ネパール人ではとのこと。その変化が著しかった。


ネパール人が作るインド料理が不味いというのではなく、南インド料理を食べるつもりで入った南インド料理店の料理がそうでないことが増えてきたということ。ネパール料理店は渋谷桜ヶ丘などにあり、何度も行ったことがあり美味しくいただいた。

 

東京のディープなアジア人街 」という本があった、 こういう本には現状の説明があるのだろう、期待してしまう。

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