Monday, 5 February 2024

渋谷駅東口前の都電停留所(1962)

渋谷駅東口前の都電停留所、写真奥に首都高3号線が東京オリンピック1964に合わせて開通している。

都電は地元から存続要請が出されたものの急速な自動車交通の発展に伴い全面的に廃止へ舵が切られ、代替措置としてバスに、また地下鉄が計画されていった。

1959年1月24日:都交通局は「路面電車は廃止すべきでない」という公式見解を発表。国家公安委員会と警視庁に対し軌道内の自動車運行取締の強化を要請。

1月29日:警視庁より札の辻 - 赤羽橋間の軌道撤去要請を受ける。

6月12日:警視庁通達により軌道敷内自動車乗り入れが実施される。

1961年(昭和36年)3月17日:銀座通連合会請願の「銀座通り路面電車撤廃について」は定例都議会において不採択となる。

7月:昭和37年度首都圏整備事業計画策定方針が決定され、「都電と横浜市電は撤去に着手するものとする。」と指示される。(wiki)

写真は1962年11月22日、「あの頃の都電、今の都電」より、都電廃止前月と思われる。



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