ビワの木の剪定は、実を大きくし、健康な状態を保つために重要です。剪定時期は、花が咲き終わった2~3月頃と、収穫後の9月頃の年2回が推奨されます。剪定の際には、不要な枝を間引いたり、伸びすぎた枝を切り戻したりします。
剪定時期と目的
- 花が咲き終わった後、実がつく位置を確認しながら剪定できます。不要な枝を間引くことで、日当たりや風通しを改善し、実のつきを良くします。
- 実の収穫が終わった後、木への負担が少ない時期に軽剪定を行います。この時期は花芽がまだできていないため、軽く間引く程度に留めるのがおすすめです。
剪定方法
- 枯れ枝、立ち枝、下がり枝、徒長枝など、不要な枝を根元から切り落とします。
- 長く伸びすぎた枝は、枝分かれしている部分で切り戻します。一度に大量に切りすぎると、翌年に太い枝が発生し、実つきが悪くなることがあるため注意が必要です。
- 樹高が高くなりすぎないように、主幹を切り詰めることもあります。
- 古くなって葉が落ちた枝は、新しい枝に更新します。
剪定の注意点
- 強剪定は、実付きを悪くしたり、幹焼けの原因になることがあるため、注意が必要です。
- 剪定後は、切り口に癒合剤を塗布し、病害虫の侵入を防ぎましょう。
- 剪定には、剪定バサミやノコギリなどの道具が必要です。
- ご自身での剪定が難しい場合は、プロに依頼することも検討しましょう。
その他
- ビワは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
- 庭植えの場合は、夏に乾燥が続く場合は水やりが必要です。
- 肥料は、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
- https://www.gardening-koubou.com/groom/303ビワ(枇杷)の手入れや剪定 | 宮原福樹園
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