Saturday, 7 January 2017

麻布十番のカエル

昨晩話にでた麻布十番のカエル、聞き覚えのあることだったので確認したところ麻布十番稲荷神社の「カエル」でした。
江戸時代の文政4年(1821)7月2日、麻布古川あたりより発生した大火の際、備中成羽(今の岡山県西部)の領主、山崎主税助の屋敷のみが類焼を免れました。

これは邸内の池の大かえるが、水を吹きかけて猛火を退けたからであると言われ、山崎家に御札を求める人々が後を断ちませんでした。 そこで山崎家では文政4年の9月より、「上」という一字が書かれた御札を万人に授けるようになりました。

この御札は「上の字様」と称され、防火・火傷のお守りとして信仰を集めました。その後、「上の字様」は末広神社(当社の前の社名)を通して授与されるようになりました

近年、「かえる」の音から旅行や入院の際に無事かえる、元気でかえる、あるいは、遺失物がかえる、若がえる(これは引っ張り過ぎ)等のお守りとして貴ばれているようです。

昨晩のは無事に帰るように!との願いでした。体調が良い時に飲むと思考もよろしいようで。
大江戸線麻布十番駅7番出口を出たところにあります

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