Tuesday 19 May 2015

都営青山北町アパートの再開発計画「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」

 港区北青山3丁目に位置する都営青山北町アパート、敷地面積4ヘクタール、最寄駅は地下鉄表参道駅、都営住宅の耐震化整備に伴い高層住宅への建て替えが行われる。都営住宅の耐震化は2020年度を目標としているが、都営青山北町アパートは「周辺エリアと連携したまちづくり」とあること、敷地面積が広大、高層にすれば商業目的のビルも建てられる、単なる建て替えだけだろうか、全容がはっきりしない。

この広大な土地は、東京府青山師範学校及び附属小学校、旧制中学などの跡地である。
1900年(明治33)年に東京府師範学校及び附属小学校として小石川区竹早町からこの地である赤坂区青山北町5丁目に移転・開校した。
1908年(明治40年)、東京府青山師範学校および東京府青山師範学校附属小学校と改称、1936年(昭和11年)に世田谷下馬町に移転
1939年(昭和14年)から翌年までは東京府立青年学校教員養成所が置かれた。
1940年(昭和15年)には東京府立第十五中学校(東京都立青山高等学校の前身の一つ)がここに開校した。
しかしながら、1945年(昭和20年)5月の米軍による東京大空襲に焼失した。
戦後、1957年(昭和32年)から1968年(昭和43年)にかけて都営青山北町アパートとして4階から5階建てのアパートが25棟建設された。

北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/12/20ocp200.htm










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