Wednesday, 24 December 2025

冬至、かぼちゃと柚子湯

冬至

2025年の冬至は、12月22日(月)、昨日でした。北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い日のことで、太陽が沈んでいる夜が最も長い日です。

冬至がいつになるのかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。南半球では同じ日が、もっとも昼の時間が長い日である夏至になる。


冬至や夏至は、地球の回転(自転)軸を「地軸」に関係し、地軸は1年をかけて太陽の周りを回る「公転面」に対して、約23.4度の角度を持っている。この傾きが太陽の方に向いている時期は、暑く、昼が長くなります。反対に、太陽とは逆の方に向いている時期は、寒く、昼が短くなります。


「夏至」や「冬至」という日本での呼び方は、二十四節気という古い暦が基にになっている。二十四節気は太陽の動きにもとづいた暦で、月の動きをもとにした太陰暦が普通だった時代にも使われてきました。1年を24等分して、夏至・冬至や、その中間の日(昼と夜の長さが同じ日)を春分・秋分と定めている。

冬至the winter solstice

夏至the summer solstice


かぼちゃと柚子湯

冬至には、かぼちゃを食べ、柚子湯に浸かると言われていいる。かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜で、新鮮な野菜が少なくなる時期、冬を乗り切るためにも冬至という節目にかぼちゃをたべ栄養をつけようというものです。かぼちゃの原産地は中南米で夏から秋に収穫され、風通しのいい涼しい場所だと2~3カ月間は保存することが可能です。


いつから冬至にかぼちゃを食べるようになったのかと言うと、江戸時代の文献には「冬至にかぼちゃ」という記述はなく、明治以降に生まれた比較的新しい習慣のようです。


もう一つの冬至の風習が柚子湯で、この習慣は江戸時代からあったようです。1838(天保9)年に刊行された、江戸の年中行事を紹介する「東都歳事記」によると、「冬至 今日銭湯風呂屋にて柚湯を焚く」との記述があります。「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(体が丈夫)にかけて、銭湯が始めたとされています。


柚子は11月~12月が収穫期です。柚子の果皮には、風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、血行改善を促すといわれるヘスペリジン(フラボノイド)などが豊富に含まれおり、旬の柚子が健康にいいことを経験的に知っていたのでしょう。

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