Sunday, 6 October 2019

Umm Qais (Gadara)遺跡-シリア、イスラエル、ヨルダンの国境

Umm Qais (Gadara)-シリア、イスラエル、ヨルダンの国境、

2019年10月5日(土)、事務所ルールで10月から移動解禁となったヨルダン北部のUmm Qaisというヨルダン、イスラエル、シリアが国境を接するガリラヤ湖を見下ろすローマ時代のデカポリス都市遺跡Gadaraに出かけた。シリア側はゴラン高原になる。このUmm Qais (Gadara)が新約聖書、マタイの福音書にある「ガダラの豚」の舞台とされる。


入場料、ヨルダン国籍・在住は0.25JD、外国人は5JD



Umm Qais (Gadara)遺跡、軒が両側にあったようです。プトレマイオス朝時代に軍事基地として築かれユダヤ人のハスモン家の支配を受けBC64年にローマのポンペイオス将軍に解放されてから繁栄下。BC30にヘロデ王に割譲、BC4にローマ属州シリアに編入、7世紀のヤルムーク川の戦いの後、イスラムの支配下になった。8世紀の数回の地震後、このデカポリス(Gadara)は衰退した。





ガリラヤ湖、右手がゴラン高原、ガリラヤ湖手前が国境。








オリーブの収穫時期だった。

ガダラの豚
マタイによる福音書/ 08章 28節
イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出て来て、イエスに会った。二人はひどく狂暴で、誰もその辺りの道を通れないほどであった。
マタイによる福音書/ 08章 29節
突然、彼らは叫んだ。「神の子、構わないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」



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