やたらと愛称を付けたがる昨今の日本、正確に物事が伝わらない原因でもある。京成成田空港線、愛称が成田スカイアクセス線、2010年7月17日に開業(10年を経過)、要するに京成電鉄が既存の京成線の他に北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道・成田高速鉄道アクセス・成田空港高速鉄道の4社から線路を借り線路使用料を支払い旅客運送を行なっている。通常この運航方式を「上下分離方式」という。
区間は京成高砂駅から空港第2ビル駅間の51.4㎞、軌道は1435㎜の標準軌(京成電鉄は標準軌を採用、都営浅草線、京浜急行線も)、その線路上をスカイライナーや特快が運航している。これが日暮里から成田空港(空港第2ビル)まで36分と名売っている所以である。
さて、この成田スカイアクセス線(駅などでは京成成田空港線とは表示されていない)、利点は都心と連絡がこれまでより若干短縮されていることである。スカイライナーでは36分(空港第2ビル)だが、都営浅草線へ乗り入れ、京浜急行線を経由して羽田空港と接続するエアポート快特でアクセスできる。
成田空港‐京成上野(京成本線)、1時間24-29分分、1,042円
成田空港‐京成上野(成田スカイアクセス線)、59分、1,257円
成田空港‐京成上野(成田スカイアクセス線、スカイナー)、46-48分、2,507円
成田空港‐東京(成田線・総武線快速)、1時間27分、1,342円
成田空港‐品川(成田スカイアクセス線、山手線日暮里乗り換え)、1時間23分、1240円
成田空港‐品川(成田エクスプレス)、1時間2分、3,448円
時刻表に「ア特=アクセス特急 快特 エ快=エアポート快特 快※=エアポート快特:成田スカイアクセス線経由」と表示のある列車はこの成田スカイアクセス線経由であある。
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