Thursday, 17 October 2019

ヨルダンから日本への国際小包料金

ヨルダンポストの窓口で確認したところ、2㎏まで12JOD、とのこと。
では4㎏ではと聞いたら、45.27JODとの返答、同じ種類ではなさそうなので質問を変えた。
1個口最大2㎏までで12JODですか、と?答えはYES.
どうもSmall Packetのようだ。WebのPercelを確認しても料金は出ていない。
印刷物でもなんでも2㎏までが12JOD(150円x12=1800円相当)、これが一番お得のようだ。
http://jordanpost.com.jo/en/parcels

ヨルダンポストの料金検索ページがあった。
前述、12JODというのは、NON PRIORITY SMALL PACKETで11.4JODとなるのでこのことだろう。

その他、MAIL BAGというのがあるが定義が不明。
http://jordanpost.com.jo/en/calculate-postage

ちなみに日本から印刷物を送ってもらった、学会誌だがA4サイズが9冊で3660円の切手が貼ってあった、重量ははっきりしない、1冊0.5kgで9冊、4.5kgになる。

郵便局へ持ち込むときに、宛先を2枚用意せよとのこと。

郵便局の営業時間は
土曜から木曜まで、
08:00‐14:30
とのこと。

日本郵便での料金は以下の通り。日本からのが安い。
国際小包、印刷物、2㎏で船便1080円、航空便2760円、EMS4500円
https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/result.php?lang=_ja



Monday, 14 October 2019

Umm Qais遺跡、ガダラの豚の舞台-マタイの福音書

Umm Qais、ヨルダン、シリア、イスラエル国境のに近いガリラヤ湖を見下ろすヨルダン側の丘の上にあるデカポリスの遺跡。このUmm Qaisが新約聖書、マタイの福音書にある「ガダラの豚」の舞台とされる。2019年10月5日(土)、この地を訪れた。



マタイによる福音書/ 08章 28節
イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出て来て、イエスに会った。二人はひどく狂暴で、誰もその辺りの道を通れないほどであった。

マタイによる福音書/ 08章 29節
突然、彼らは叫んだ。「神の子、構わないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」

08章 30節
ところで、そこからずっと離れた所に、おびただしい豚の群れが飼ってあった。
マタイによる福音書/ 

08章 31節
そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。
08章 32節
イエスが、「行け」と言われると、悪霊どもは二人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水に溺れて死んだ。
08章 33節
豚飼いたちは逃げ出し、町に行って、悪霊に取りつかれた者たちのことなど一切を知らせた。
08章 34節
すると、町中の者がイエスに会いに出て来た。そして、イエスに会うと、その地方から出て行ってもらいたいと言った。
https://www.bible.or.jp/read/titlechapter.html

Friday, 11 October 2019

ヨルダンの古都サルトの街並み保全に円借款「観光セクター開発事業」

先日、2019年10月5日(土)になるが、ウムカイスの帰途、サルトに立ち寄った。

アンマンから30kmなので行きやすいが初めての滞在だった。サルトは、オスマン朝時代地方行政の拠点が置かれヨルダン川西岸との交易で栄えていた商業都市、引き続いて、1921年、英国委任統治領トランス・ジョルダンの首都となった。しかし、その後、首長であったハシミテ家のアブドゥラ1世はアンマンへ首都を移し、パレスチナ分割問題により商業は衰退。サルトは置き去られてしまったが、オスマン朝時代の歴史的な建造物が残っている。

前置きが長くなったが、日本は観光関連施設の整備に円借款を供与、JO-P11「観光セクター開発事業(L/A 1999年12月2日、借款契約額71.99億円)」、その一部がサルトの街並み整備に使われた。ロンリープラネットはそのことをしっかりと記載していたので紹介しておく。

https://www.jica.go.jp/oda/project/JO-P11/index.html

Lonely Planet Jordanの説明箇所


ロンリー

Umm Qaisからアンマンへの帰途ルート近いところにサルトはあった。サルトは丁度ヨルダン渓谷を見下ろす高台の端に位置する。街はアンマンより急峻な地形で、谷も深く、歴史を感じる街並みだ。アンマンからバスで直ぐに行ける距離なのだが、なかなか再訪できず、となってしまった。

サルトの外郭道路からヨルダン渓谷を俯瞰する。谷底がヨルダン川でそこがイスラエルとの国境となっている。

サルトの典型的な建築と建築材(黄色い砂岩)







散策は非常に楽しい、アンマンに住んでいながらサルトも最後の最後だけ、週末ここで過ごすアイディアはなかったのか?と思える古都だ。

Sunday, 6 October 2019

Umm Qais (Gadara)遺跡-シリア、イスラエル、ヨルダンの国境

Umm Qais (Gadara)-シリア、イスラエル、ヨルダンの国境、

2019年10月5日(土)、事務所ルールで10月から移動解禁となったヨルダン北部のUmm Qaisというヨルダン、イスラエル、シリアが国境を接するガリラヤ湖を見下ろすローマ時代のデカポリス都市遺跡Gadaraに出かけた。シリア側はゴラン高原になる。このUmm Qais (Gadara)が新約聖書、マタイの福音書にある「ガダラの豚」の舞台とされる。


入場料、ヨルダン国籍・在住は0.25JD、外国人は5JD



Umm Qais (Gadara)遺跡、軒が両側にあったようです。プトレマイオス朝時代に軍事基地として築かれユダヤ人のハスモン家の支配を受けBC64年にローマのポンペイオス将軍に解放されてから繁栄下。BC30にヘロデ王に割譲、BC4にローマ属州シリアに編入、7世紀のヤルムーク川の戦いの後、イスラムの支配下になった。8世紀の数回の地震後、このデカポリス(Gadara)は衰退した。





ガリラヤ湖、右手がゴラン高原、ガリラヤ湖手前が国境。








オリーブの収穫時期だった。

ガダラの豚
マタイによる福音書/ 08章 28節
イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出て来て、イエスに会った。二人はひどく狂暴で、誰もその辺りの道を通れないほどであった。
マタイによる福音書/ 08章 29節
突然、彼らは叫んだ。「神の子、構わないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」