先月末、2017年1月末、ダルエスサラームのホテルで東欧のムスリムと思われる家族がレセプションで話していた。
東欧と思ったのは民族的な風貌、ムスリムと思ったのは女性がスカーフをしていたからだ。ロシア正教徒もスカーフをするが、話している言葉が明らかにロシア語ではなかったのでそう思ったのだ。一瞬、スラブ系の単語が聞こえたので、何処から来たのかと英語で尋ねたら、ボスニアだと言う、これがボスニア語なのか、スラブ系の単語は聞き間違いかも知れない。
我々は日本人でボスニアのオシムは日本人はよく知っていると、私自身は本当はよく知らないのだが、伝えると、あなた方は日本人なのかと驚いた表情、中国人とでも思っていたような反応、日本の何処から来たのかと逆にいろいろと尋ねられた。そして、サラエボの黄色いバスをどうもありがとうと付け加えた(ボスニア内戦の復興支援としてサラエボ、バニャルカ、モスタルに公共交通機関のバスを日本政府が無償供与したもの)、彼らはサラエボから観光でダルエスサラームに滞在しているとのこと。稀有な出会いでの会話でした。
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