Friday, 12 September 2025

人民公社カール・ツァイス・イェーナ」(VEB (Volkseigener Betrieb) Carl Zeiss Jena)

 VEB (Volkseigener Betrieb) Carl Zeiss factory in Jena, East Germany.



東ドイツのカメラ用レンズをはじめとした光学機器メーカー、第二次世界大戦後に東西分断とともに分割されたカール・ツァイス、イエナJenaが創業地、本社だった。

第二次世界大戦の直後、ドイツの東西分断により、ドイツ東部にあったJenaイェーナはソ連占領統治下に置かれた。しかし、アメリカ軍はカール・ツァイスの光学技術をソ連にそのまま渡すことを阻止するため、ソ連軍(赤軍)に先んじてイェーナに入り、1945年6月24日に125名の技術者とその家族を、8万枚の設計図とともにイェーナから西ドイツのオーバーコッヘンに移動させ、ツァイス・オプトン(Zeiss Opton)として光学機器の生産を引き継いだ。一方、ソ連軍はイェーナの工場群を接収、残った技術者もソ連に移送した。これによりカール・ツァイスは東西に分裂した。

東側はイェーナに半官半民の「人民公社カール・ツァイス・イェーナ」(VEB (Volkseigener Betrieb) Carl Zeiss Jena)を設立、このイェーナのカール・ツァイスは東ドイツの誇る光学機器メーカーとして存続した。写真はその建物。

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