航空機が発信するAutomatic Dependent Surveillance-Broadcast (ADS-B) 信号を処理することにより飛行機を追跡し、地図上にフライト情報とともに表示するスマホ向けアプリが配布されている。最初に知ったのはFlightrader24、民間航空機の他、日本の政府専用機やエアフォースワンも表示されていた。
しかし、2014年8月ごろに防衛省がFlightrader24へ掲載中止を要請したことから表示に制限をかけている。
先日、横田基地にエアフォースワン(VC-25A)が着陸したが、そのトラッキング情報が周囲で共有されていたので、制限のないアプリがあるのではと探したらADS-B Exchangeというサイトがあった。
受信データを理解すれば運行状況が把握できるようだ。自宅レーダーシステムを構築して、ADS-Bを受信することも可能なようだ。機材は、パソコン+USB受信機+アンテナの構成。その関連リンクは、巻末に。
試しADS-B Exchangeで民間航空機と政府専用機を追いかけてみたところ、以下のような結果に。エアフォースワン(82-8000)は横田基地を離陸直後だった。
また、運用開始からかなり気になっている羽田空港新飛行経路南風時の都心飛行ルート(こちらに説明)についても明確に示された。 だからと言ってどうなるわけでもなく、東京オリンピック開催と外国人観光客数を増やすために横田空域を返還して実現しているので、この騒音は今後変わらないだろう。成田空港にリニアモーターカーの構想は何処へ?
5月24日、ANA70
5月24日、ANA750
5月24日、JAL694
5月24日、訪日及びQUADを終えたバイデン大統領を乗せたエアフォースワン(82-8000)が横田基地を離陸した直後。
テクニカルな説明ブログ:
ADS-B 信号を使用した飛行機追跡
ADS-B Exchangeにフィードする
https://gato.intaa.net/archives/45341
ADS-B Exchange - tracking 12917 aircraft
https://globe.adsbexchange.com/