Monday, 23 May 2022

ADS-B Exchangeとフライトトラッキング(政府専用機、軍用機を含む)

航空機が発信するAutomatic Dependent Surveillance-Broadcast (ADS-B) 信号を処理することにより飛行機を追跡し、地図上にフライト情報とともに表示するスマホ向けアプリが配布されている。最初に知ったのはFlightrader24、民間航空機の他、日本の政府専用機やエアフォースワンも表示されていた。

しかし、2014年8月ごろに防衛省がFlightrader24へ掲載中止を要請したことから表示に制限をかけている。

先日、横田基地にエアフォースワン(VC-25A)が着陸したが、そのトラッキング情報が周囲で共有されていたので、制限のないアプリがあるのではと探したらADS-B Exchangeというサイトがあった。

受信データを理解すれば運行状況が把握できるようだ。自宅レーダーシステムを構築して、ADS-Bを受信することも可能なようだ。機材は、パソコン+USB受信機+アンテナの構成。その関連リンクは、巻末に。

試しADS-B Exchangeで民間航空機と政府専用機を追いかけてみたところ、以下のような結果に。エアフォースワン(82-8000)は横田基地を離陸直後だった。

また、運用開始からかなり気になっている羽田空港新飛行経路南風時の都心飛行ルート(こちらに説明)についても明確に示された。 だからと言ってどうなるわけでもなく、東京オリンピック開催と外国人観光客数を増やすために横田空域を返還して実現しているので、この騒音は今後変わらないだろう。成田空港にリニアモーターカーの構想は何処へ?

5月24日、ANA70

5月24日、ANA750
5月24日、JAL694

5月24日、訪日及びQUADを終えたバイデン大統領を乗せたエアフォースワン(82-8000)が横田基地を離陸した直後。

 

テクニカルな説明ブログ:

ADS-B 信号を使用した飛行機追跡


ADS-B Exchangeにフィードする

https://gato.intaa.net/archives/45341


ADS-B Exchange - tracking 12917 aircraft

https://globe.adsbexchange.com/


Thursday, 12 May 2022

渋谷区、目黒区、港区上空を飛ぶ羽田空港新飛行ルート(南風時)

既に既成事実化されているが、毎日、南風なのか15:00きっかりに飛行音が聞こえてくる。下記の図に示すとおりの飛行ルートであり、その時間にFlightrader24などでみると渋谷区、目黒区、港区などの上空を通過しているのがよくわかる。

 この新飛行ルートは、東京オリンピック2020に合わせて羽田空港の離発着枠を増加させるために2020年3月29日から新飛行経路(南風時)の運用が始まった。これまでは、発着回数は現在は830回/日。

新飛行経路の南風時に運用するのは都心上空を飛ぶルートであり、A滑走路及びC滑走路への着陸ルートとなる。つまり都心上空から羽田空港への着陸態勢に入る、よって、飛行高度は1000-750m、15-19時に運行される。

新飛行経路

https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/action/

羽田空港飛行コース

https://www.ntrack.mlit.go.jp/NtrackTop/show

新飛行経路設定の背景:

訪日外国人観光客の増加及び2020年東京オリンピック・パラリンピック開催から、羽田空港の発着枠増加が国内外から求められていた。2016年、国土交通省は東京オリンピック開催までに羽田空港の国際線発着枠を年6万回から1.7倍の年9万9000回に増やすことを検討、これは新飛行経路の設定を含んだものであった。

横田基地空域:

東京周辺上空は、羽田空港、成田空港、そして横田飛行場(横田基地)の管制空域が複雑に入り乱れている。そのため新ルートの設定にあたっては、羽田空港の西方面上空に米軍管轄の広大な横田空域が存在(日本の主権が及ばない)することから、一部空域の返還について日米両国で交渉が行われた。当初、アメリカ軍側は軍用機の運用に支障が出かねないとして難色を示したが、日本側から新ルートを設定できなければ、2020オリンピックの運営に支障が出かねない、と申し入れ理解を求めた結果、東京都心上空の空域が返還されることで2019年1月末に合意した。








Sunday, 1 May 2022

W210 E320AVGボディ(ブリリアントシルバー)の小さなキズと塗装剥離と錆ータッチペン補修

ブリリアントシルバーのボディをよく見ると、以前から気になっていたが、小石が当たったりして小さなキズができ、その塗装が剥がれ、錆ている。車検の時にヤナセに相談したところタッチペンで修理しておくのが錆が広がらない、とのこと。

さぼっていたが、やっと、腰を上げた、実践はこれからだが。

タッチペンはカー用品店で入手可能であろう、先ずは塗装のコードを調べる必要がある。

メーカー:メルセデスベンツ

モデル:E320

カラーコード:ブリリアントシルバー744

アマゾンで検索したところ、99工房の下記のタッチペンが該当した。591円とのこと。

SOFT99 (99工房) タッチアップペン Mベンツ 744 MB-33 ブリリアントシルバーM 17433

99工房

https://www.99kobo.jp/

塗る前に、汚れ、錆を落としなどの下処理をしておく必要がある。