入院中の食事代っていくらなの？

入院中の食事代は健康保険が適用され通常は3割負担である。では、一食当たりいくらなのか、知人の見舞いに行った時に9月分の請求書が来ていたので内訳を見せてもらった。病院により食事代が異なるのか、一律なのかは不明だが、ある大病院は以下のとおりでした。

2012年9月(30日分)
食事療養費保険負担 41,934円
うち食事療養費自己負担 23,140円

つまり、一ヶ月の食事代は「食事療養費保険負担 41,934円」、そのうち、個人負担額が「食事療養費自己負担 23,140円」となる。

一食当たりの食事代は、一日三食として以下のように算定できる。
41,934円/30日/3食=465円

その他、特別メニュー(自己負担)が朝食と夕食に用意され、追加料金は200円となっている。つまり、特別メニューのばあいの一食あたりの支払額は、465円+200円=665円となる。

さて、食事はこの支払額に見合った食事内容なのかと聞いてみた、一食465円、特別メニューでも一食665円、それほど期待値は高くできないが、減塩食などの特殊な食事を提供することや病室までの上げ膳下げ膳サービスを考慮すると、この程度の費用がかかるのであろう、とのこと。時々、完食できる献立の時もあるがそれは稀のようだ。

食事は例え入院中であろうとも、食事制限のある入院は別として、常に美味しくいただきたいのが人間の基本的な欲求なのである。