Tuesday 17 January 2012

日本で本物のコーカサスヨーグルト(マツン)を作る-その3


種菌を発送したとメールで連絡があったが、まだ届かない。注文してから都内に直営店があるという、出かけたついでに直営店(Caspienne)のある品川エキュート(ecute)、品川駅構内の商業施設、に立ち寄った。

ウェブの案内通りありました、青山フラワーセンターの前、PAULの先でした。角にこじんまりと店を出しています。ここでは、ヨーグルト、飲むヨーグルト、種菌を販売しています。

では、試食と思いプレーンをお願いしたら「飲むヨーグルト」のプレーンが用意され、蜂蜜が入っていますと言う説明、あれれ、これは違いますと説明し、プレーンヨーグルトを出してもらった。

味見をした結果は、粘り気が強いのは「マツン」以上でキメはそれほど細かくない。エレバンで食べていたマツンは農家が作りエレバンのアパートまで売りに来るのを買っていたので少しばかり異なるのだろう。

私のコメントに店員は「ドクター家森のカスピ海ヨーグルト」です、クレモリス菌を使ったヨーグルトです、等と一生懸命説明する。その販売姿勢は雇用者に対しては忠実なのでしょう。

グリコでもカスピ海ヨーグルトを発売しているが、違いは?の質問には答を窮した様子、同様なクレモリス菌を使っている事とは商品説明にあった。店員には酷な質問だったと反省。

お値段は400gで525円なのでブルガリアヨーグルトとと比較しても単位当たり非常に高い。ここで、友人用に400gx2、自宅用に400gx1、種菌3gx2のセット(800円)x1を購入した。種菌3gで500ccだという、1リットル用が1セットのようだ。注文済みとは別に予備として1セット購入した。こういうエキナカだと単価がある程度ないと商売にならないのだろうな、ケーキ感覚の値付けの印象だ。

▼コーカサスヨーグルト
私はコーカサスヨーグルトとと思っているが、日本ではそう呼ばれていない、なぜかわからない。日本では、なんとカスピ海ヨーグルトと呼ばれ、製品名も同じ名前を使っている。

私のコーカサスヨーグルトととは、「マツンMatsun」というアルメニアで食べられているヨーグルトのことを指す。この日本で売られているフジッコが製造しているカスピ海ヨーグルトは、その経緯を聞くとコーカサス(ソ連時代のグルジア)から持ち込んだヨーグルトなので、マツンと同じものだと考えている。

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